閑話① 第1章登場人物
【根本うい】
最1章主人公。
[ステータス]
名前:根本うい
年齢:24歳
収納:残126/128GB ??? ???
所有:家
ギフト:加護(家)
購入可能:惣菜
売却可能:書物
残金:28万円
生命リンク:姉
三重県在住。
中堅作家の父、大らかな専業主婦の母、結婚を控えた姉と同居。
上の姉はすでに結婚して家を出ており、妊娠発覚したばかり。
子供の頃から馴染みの商店街の惣菜屋のおばちゃんに誘われてバイトをする。
引っ込み思案だったがその姿が「奥ゆかしい」と評判の看板娘に。
大学は家から通える学校に進学。
通学時間確保のため、途中にある百貨店のエレベーターガールのバイトをする。
エレガを選んだ理由は、
「人と顔を合わせなくていいから」
という人見知りは健在だった。
以前、父の担当から冗談交じりに、
『挿絵描いてみる?』
と言われたこともある趣味の絵を活かし、
平日は各所のPOPの作製を手伝うなど、
店員たちにはちょっとした有名人だった。
さらに愛らしい見た目もあったことで、
過疎化が進んでいたことや、ネット販売が台頭しだし、
一年程度で閉店、倒産。
失意のうちにタイムスリップする。
【甚三朗(沢村保祐)】
この時代で『うい』が初めて声をかけた人物。
妻の『お登勢』との間に、『てる』という子供がいる。
『甚三朗』は世を凌ぐ通名で、『沢村保祐』が本名であり、
津藩に仕える伊賀忍者。
ペリー来襲時に、藩命で船に潜入した腕利き。
本性は家族にも明かしていない。
【梅本修】
甚三郎がいる地域の庄屋。
人間的には『人がいい』部類だが、黒船来航に対する幕府の姿勢に不満を持つ。
藩主が渋々砲台を築いているというのを薄々感じ、
資金の拠出に難を示している。
双方年を取っていたものの、年の割に美しい元芸妓の妻『たか』を三顧の礼よろしく娶ったため、頭が上がらない。
【梅本たか】
京都で芸妓をした後、彦根城下で暮らしていたのを修に見初められ、
身請けしてもらい、伊賀上野へ移って結婚。
本来は旦那の一歩後ろに控える慎ましい女性であるが、美についてはうるさく、年とともに衰えゆく自分の姿にため息をつく日々。美についてだけは夫の修にも口を挟ませない。
【藤堂平助】
十代半ばと思われ、身なりはかなり小奇麗。
梅本修や甚三郎が従うなど、身分は高いものと思われる。
剣の腕に自信があるのか、ときより相手を切って捨てかねない圧を発することがある。
言葉に訛りもなく、丁寧で紳士的。
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