エピローグ

「もちろん、いいよ」

「本当に?」

「うん。私もブッコローのこと好き」

「ありがとう」

「人のためにあんなに命かけて助けようとするのはすごいことだよ」

「ありがとう」

 僕たち二匹は歩きだした。

 いつまでも一緒だということを、心で通じ合った。

 自然と一緒になり続けた。

 僕ブッコローが思い出の地、ここ”有隣堂”でMCになるのは数十年後のこと。

 それまで、そこからも、ずっと一緒だよ。

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L.V.ブッコロー 塔架 絵富 @238f_peng

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