第02話 第一回 女神さまの、ひ・と・り・ご・と★ミ


 白い世界。

白いゲーミングチェアに座り、麗しき美貌の女神が座するところの世界。

女神の前の中空には、複数の景色を映した画面が浮いている。

それを近くに寄せたり、指で弾いたり、滑らせたりしている。


「無事に皆、転生できた様ね。」

「アストラルも無事に定着、記憶での多重性精神剥離もなし。」

「言語の変換と置換、及び技能のコンバートも滞りなし。」

「別段、周囲に違和感を抱かせてもいないようね。」

「オールOKね。」

「じゃ、みんなの頑張りに期待しましょう。」


「うふふっ。」



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る