2024/10/15
一度目にみたのはお葬式で見るような服装の集団が玄関でたむろして中に入ろうとしている夢だった。
書かなかったけど、昨日も見た夢だった。
昨日は戸締まりをちゃんとしていてなんとかなったけれど、今日は鍵が開いていて中に入られ、一生懸命ドアノブ引っ張って抵抗していた。
ふと目を覚ますと、悪夢だったことに安堵しながら、同じ夢を見たのを不安に思わされた。
先月も悪夢で目を覚ましたな。そのときも月が綺麗な夜だった。
二度目にみたのは父親と仲が悪くなって大喧嘩した夢。
覚えているのは、誰かが私から娯楽や楽しみを奪って、なにもできないように意地悪してきたのにたいして、すごく反抗的に逆らったところからだった。
指図されるのが嫌だし、なぜ言いなりにならねばならないのか?
指図してくる人からこっそり隠れて自由を謳歌していると、遺跡みたいな場所が見えてきた。
夢の中で夢を見ているようだった。
遺跡を見たあとは、そこで探索している人たちの様子だった。
重力をなくす装置を起動させて探索しているのはなぜだろうか?
物が浮いて危ないし、変なもの吸い込まないのか?
いろんな疑問を頭に浮かべていると、嫌なやつがまた私のところに来て揉めた。
最初は他人だったのに、実の父親が揉めている相手に変わっていた。
嫌なことは理由をつけて嫌だといっているのに、父親は理由もなにも言わずに否定ばかりで会話にならないから、近づいてくるなりあらゆる手を使って隠し事をして好きなようにしていた。
すると、頑張りを認めてほめてくれる優しいお兄さんがいた。
「お疲れ」っていいながらすごく美味しそうな菓子パンをくれて、私はそれを頬張っていた。
なんかちょっとだけ今やってるゲームのタルタリヤに似てるな?
そんなことを思いながらすごく懐いていた。
頑張りを見て認めてほめてくれて、心からポカポカしていた。
ああ、高校のときにこんな人がいてくれたら……。
そんな気持ちでパイのようなタルトのような美味しい菓子パンを頬張りながらお礼を言った。
その優しいお兄さんの友達が結婚するらしく、お祝儀や引き出物の用意を手伝っているときだった。
あとで泥棒に入ってくるやつと一悶着あり、なんやかんやあって撃退をして無事に結婚式の準備を終えた。
いろいろありながら、親を避けながら、コツコツお金を貯め、買ったばかりの紙の漫画……大人買いしたやつを少しずつ読んでいたある時だ。
さっきの泥棒が家に入り、父親がいたにも関わらず漫画を盗まれてしまった。
幸い、知り合いに貸していた5冊は、確認したら無事とのことだったけれど……。
昔からずっとそうだ! 家族でも他人は他人だからなのか、自分以外のことに無関心で適当すぎる! いや、もしかして自分のことすら適当なの?
怒り爆発だけど、どうせ何を言っても聞いてくれないから拳を握ってうずくまるしかなかった。
これだから紙は!
言いたくないし思いたくないけどでてきた言葉だった。
高校の頃に友達と貸しあいっこして読んだりできたのは紙だったお陰だ。
でも、現物はこうして盗まれたりもする。
電子も提供してくれている媒体がつぶれればそうなるのかな?
そんな不安がありはしたけれど、こうしてむざむざ盗まれるよりはいいんじゃないかと思ってしまった。
悔しくて嫌な夢だった。
これは昔あった嫌な記憶が元になった夢だろうなと思う夢だった。
今の父親もそうなのだろうか?
昔とは違うからきっとそうでないと思いたい。
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