2024/10/14

 覚えているのは、駅の改札らしき場所で切符のチャージやna○○coでの改札通過方法を教えているところからだった。


 夢の中では交通系ICだけでなく、nana○○まで電車に乗るのに使えるらしかった。


 普通の改札もあれば、チャージがその場でできる改札もあって、私はその場でチャージができる改札にいた。


 すごく効率も人の流れも悪くなる改札で、現実にあるシステムが良くできてると思わされる改札だった。


 理不尽に怒鳴る客は多いし、残高不足の多い……いや、ほぼ残高のない客ばかりだった上に機械に弱いからなのか、とにかく人間に対応してもらいたい人という印象が強い人ばかりだった。


 とにかく変な客のオンパレード。


 現実の日本にある改札は良くできてる。なぜ無人になったかもすごくよくわかるような夢だった。


 とにかくストレスが半端ねえ!


 案内だけでへとへとになった。そんなに時間がたってないのに……一時間だけで現実のバイトをフルで働いたときのような疲労感。


 本当に現実の日本の改札って良くできてる。


 そこで働く人の精神的疲労もあらゆる人間との疲労も軽くできる画期的なシステムだ。


 夢の中でべた褒めしつつ、夢の中の休日で映画を観に行こうとしていた。


 子供にも人気の癒し系映画で、キャラクターもお話も可愛らしくほのぼのとしているもの。


 改札をくぐるとき、見覚えのある人に声をかけられた。


 よくここで詰まって質問してくる客だった。


 今日休日なんですけど!?


 いいたい気持ちをグッとこらえて、案内をした。


 困ってたからほっとけなくてしたことだったけれど、電車の時間がまずいことになった。


 急がないと!


 休みの日なのに散々だよー!


 本当に現実の改札良くできてるよ!


 なんとか電車には間に合い、映画館へ行く途中、高校の頃の同級生がヒソヒソ言いながら、私を見て歩いていたのとすれ違った。


 すごく嫌な気分だった。


 嫌な気分になりながら映画館へたどり着くと、ヒソヒソ言っていた同級生がそこにいて嫌な気持ちになりながら席に座った。


 近くに小さな子供がいて、私のせいで見えないことないか気になる席だった。


 映画館の右最後列から、一列左と前にある席だった。


 映画が始まると、なぜか私にスポットライトが来て驚かされた。


 いじめかな?


 嫌な気持ちになっていると、みんなの座りたがる席に偶然座っていたらしいのを知って、違った意味で嫌な気持ちになった。


 目立って人に見られると面倒事に巻き込まれる。


 嫉妬や悪意の標的になる。


 嫌だな~と思っていると目が覚めた。

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