2024/5/17

 生かした人と同数死んだ人を蘇生して狙われる身になる夢だった。


 母親が子供みたいなことをたくさん言うだけでなくするようになって、いろんな人を困らせているところから覚えている。


 その前にもいろんなことがあったけれど、蜂がいたことしか思い出せない。


 そのうち、銃を持った物騒な人が現れ、いつの間にかFPSゲームと混ざりあっていた。


 ラグのせいでいくら撃っても相手が死なない。


 それで撃ち続けても時間が経ってからキルになるので、撃ってからはひたすら逃げて隠れた。


 そのせいでチートを疑われ、どういうわけか家の中でFPSやってる風になっていた。


 よく窓から出入りしていた部屋に引きこもると、外からドアを叩く音が聞こえてきて怖かった。


 窓から外に出て、ベランダから家の外へ脱出した。


 後ろからは銃声ではなく、生かした数と同数生き返らせるなんてすごいと褒めてくれる言葉が飛んできた。


 いったいなんの話だろうか?


 わからないまま一生懸命這いつくばりながら逃げていると、これからみんなに狙われるぞと忠告された。


 なんの話?


 私はただ願っただけでなにもしてない。


 すごくしんどい話だった。


 誰とも関わりたくない。面倒くさい、しんどい、報われたいけれどいやがらせも嫌だ!


 たくさんの声を背に、たくさんあがいていると目が覚めた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る