2024/5/3

 有名人がうちの地域にたくさん遊びに来る夢だった。


 みんな浮かれた様子で騒いでいたけれど、私はバイトの日だからそういうイベントとは関係ないしなと冷めた気持ちでいた。


 お店で仲良くないけど懐かしい人を見かけて話をしたり、やたらと仲良くなれる人ができて向こうも気に入ってくれたり良いことがたくさんあった。


 職場の人もなんだか浮かれた様子だ。


 そんな中、お店に有名な人がきて大騒ぎになった。


 不思議な暗号通信を使っていたり、現実の肩書きと名前がごちゃごちゃになっていたり、情報がシャッフルされていてとんでもない夢だった。


 漫画家の名前なのに監督で、見た目が違う有名人の人がいたし、本当にとんでもない混ざり方だった。


 お前たち知ってたのかなんて叱られている人たちもいて、その人たちは悪くないと思ったけれど、余計な口をはさむべきじゃないと思って黙っていた。


 そんな中、みたくも関わりたくもないやつが水を指しにきてすごく嫌な気分だった。


 これ以上悲しい思いをする人が減るために消えてくれたらと願わずにいられないやつ。


 鬼の形相でそいつをみていると、いじめられて欲しくない人が嫌がらせを受けているのが見えてくるすごく嫌な夢だった。


 夢の中の私が、やはりお前だけは殺しておかねばならないなんて言っているとそいつは笑っていた。


 許せない、許せない、許せない。


 性懲りもなく自分の考えを展開して、人を玩具みたいにして、自分を認めてほしいだけの子どもが。運よく拾われただけで地位と力を手に入れた人間が。




 でも目を覚ました時には怒りも何もなかった。


 ただ冷静にどうすべきかを考えている自分がいた。


 どうすべきなのか。

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