2024/5/1
長くてたくさんの夢を見た。
けれど、目を覚ました瞬間に残っていたのは一部分だけ。
山の上から大量の水が溢れたか、噴き出した、もしくは山の向こうであった津波が山を越えてこちら側へ流れ込もうとしている夢の光景が目に焼き付いていた。
かなり遠くの山だったのに、轟音がこちらまで響き渡ってくる。
音だけで地面が揺れているのか、あの大量の水が流れる勢いで地面が、世界が揺れているのかわからないくらいの勢いと音だった。
みんなそれぞれ逃げろとか、悲鳴をあげたりだとかしながら走り回っている。
地下室に逃げ込む人、車に乗ってできる限り走って逃げようとしている人、家の中でお祈りしながらじっとしている人、それぞれ違った動きを見せていて興味深くて、絶望的だった。
私はどこかわからない建物の中に逃げ、夢の中の私が知っている限りだと、そこの地下に遺跡か何かがあるらしい。
何世紀も残っているのだから安全だと判断したようで、真っ先にそこを目指していた。
水が大量に流れ込んでくるかもしれないから、酸素ボンベとかなにかあったらと思わずにいられなかったけれど、水の勢いに飲まれるよりはましだし、あるものでなんとかできた。
ペットボトルをカッターで切って、口元にあてれば息継ぎができるようにしてみた。
あとはなるようになればいい。
そのあと何があったか覚えてないけれど、無事に乗り切れたし浸水も問題なかった。
でも、他の人は家屋がほぼすべて倒壊して廃墟同然、地下に潜った人は助かった人もいれば助からなかった人もいて、悲しみに包まれていた。
地下にいる人を助けようとしたけれど、パニックになっている上に助けられなかったこともあってショックな夢だった。
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