第30話 幼馴染みとお買い物3
そのあと、僕らはお揃いの食器を買ったり、タオルや冬華のパジャマ、シャンプーやスキンケア用品などを買った。
「優一、私も持つよ?」
「結構重いからこのままコインロッカーに預けない?
そろそろ、お昼になるからさ」
「あ、確かにそれがいいかも」
僕らは、荷物をコインロッカーに預けてフードコートに向かった。
フードコートはすごく混んでいた。
「あら、優ちゃん。冬華」
後ろから春さんに声をかけられた。
そこには、夏生さんと純恋ちゃんもいた。
「すごい混んでますね」
「そうなのよ、レストラン街にしようかしら」
「それもいいですね」
僕らは、レストラン街に向かうことにした。
レストラン街も混んではいるが一部は空いているところもある。
「食べ放題のお店は空いてそうね。いいかしら?」
僕と冬華は、頷いていた。
純恋ちゃんも頷いていた。
僕らは、そのお店へと入っていく。
案内されて、僕らは席につく。
セットプランや料理プランなどの説明などを受けた。
「好きな物頼んでいいからね」
そう春さんが言うと僕らはご飯を食べ始めた。
ただ、終始純恋ちゃんがキョロキョロしていた。
その理由は、よくわからなかった。
「優一、あ~ん」
「・・・あ~ん」
僕は、冬華からお肉を口に入れられていた。
「美味しい?」
「美味しいよ。じゃあ、冬華にも・・・あ~ん」
「あ~ん」
僕も、冬華の口にお肉を入れる。
ちなみに、春さんと夏生さんも同じように食べさせ合いをしていた。
僕らは、最後まで食べさせ合いをした。
その後、荷物を回収して僕らは家に帰るのだった。
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