第23話  影の暴走







 沢渡の車は山間を抜け、麓に降りて一般道を走っていた。やがて高速道路の入口を見つけた彼はそこへ車を乗り入れ、ひたすら南に向かって突き進んだ。

 沢渡のライトバンはETCが使えなかったが、ズボンのポケットに突っ込んでいた財布には東京まで高速道路を使って行けるほどの現金の持ち合わせがあった。ガソリンも十分な量があったので、とにかく室伏刑事が勤めている皆戸区の警察署までできるだけ早く到着することに専念した。

 しかし一つだけマズイことがあった。携帯電話を石黒綾美の家に置き忘れてしまっていたのである。公衆電話を使って室伏刑事と連絡を取ろうとしたが今どき公衆電話など街なかでほとんど見かけることがない。やむを得ず沢渡は電話の連絡よりも室伏に直接会うことを優先して車を走らせていた。

 高速を降り、皆戸区に入った沢渡はときどき車を停め、所轄警察署の場所を通行人や原付バイクのライダーなどに尋ねて回った。明日は祝日ということで街はなんとなく慌ただしい。時刻は昼ごろだった。

 目的地にたどり着いた沢渡は車を警察署の駐車場に入れると、その横にある階段を上り、署の正面玄関から中に入った。

 カウンターの向こうに若い婦人警官と中年の男性警官が居て、来庁者の話を聞いている。婦人警官の前では受付の順番が来るのを三人の来庁者が並んで待っていた。中年の警官の方には誰もいない。沢渡は迷わず中年の警官の方へ歩み寄った。

「室伏刑事にお会いしたいのですが」

 単刀直入な沢渡の言葉に中年警官は訝しげな目で沢渡を見た。すぐには返答をせず、黙って沢渡の次の言葉を待っている。沢渡は焦った。

「沢渡和史と申します。西山さんの件で室伏刑事の訪問を受けた者です。今すぐ室伏刑事に会わせてください」

 中年警官の額に刻まれていた縦皺がますます深くなった。沢渡が次の言葉を発しようとしたとき、「御用件はなんでしょうか?」とその警官が言った。

「西山さんが亡くなった事情を私は知っています。女が関わっているんです。たぶん女は私を追いかけてくるでしょう。とにかく室伏さんに会わせてください!」

 「あのう……」

 沢渡のいささか冷静さを欠いた物言いに対して警官はいかにも言葉を選んでいるんだぞといったような顔で沢渡に言った。

「ストーカーですか? だったら専門の窓口がありますからそちらへ…」

「ちがうがな!」

 沢渡はヒステリックに叫んだ。困惑する男性警官を睨みつけ、「殺人事件や! 冗談とちがうんや!」と沢渡が喚き始めたとき「沢渡さん?」と呼びかける声が聞こえた。

 声の方を振り向くと玄関から爪楊枝を口に咥えた室伏刑事が入って来ていた。どこか近所の飲食店で昼食を済ませて帰ってきたところらしい。

 助かった、と沢渡は思った。室伏にすべてを打ち明け、警察に保護してもらおう――落ち着きを取り戻した沢渡は西山を手にかけたのが石黒綾美という女だということを室伏に伝え、事の経緯を説明するから聞いてほしいと言った。

「わかりました。いっしょに来ていただけますか。詳しい話を聞かせてください」

 室伏は沢渡を二階へ案内した。





 沢渡が案内されたのは学校の職員室のような広い部屋だった。事務机と椅子が何セットも置かれていて、数人の警察職員が電話で話をしたりノートパソコンのキーを叩いたりしている。沢渡は部屋の片側にあるいくつかのドアのうちの一つの中へ入るように促された。

 机と椅子だけの殺風景な小部屋に入った沢渡はそこでしばらく待たされた。六畳ほどの広さの部屋だった。壁や天井に有孔ボードが張られていて室内は防音仕様になっているようだ。窓は無い。

 なんとなく息が詰まるような感じがしたが、ドアは半開きになっていて、電話で変質者の事件について被害者から話を聞いている刑事らしき男の声が聞こえていた。

 どうやらここはいわゆる「取調室」らしい。沢渡がそう悟ったときドアが大きく開いて室伏と二人の男が姿を現した。一人は初めて見る顔で、頭の9割が禿げてはいるがどことなく威厳のある初老の男だった。もう一人の若い男には見覚えがあった。沢渡の家の前で毎朝彼を監視し、沢渡が石黒綾美の家へ電車で向かった時に川石駅まで付いてきた角刈りの男だった。

 室伏が机を挟んで沢渡と向き合って座った。禿げた初老の男は室伏から少し離れた位置にパイプ椅子を置いて腰掛け、角刈りの男がドアを閉めてその脇に立った。何やらものものしい雰囲気だった。胸が圧迫されるような気分になっている沢渡に室伏が話しかけた。

「ええっと…とりあえず事の次第を最初から話していただけますか?」

 沢渡は都心の商店街で石黒綾美と会ってからのことを、やっと食べ物にありつけた餓死寸前の人間のように、矢継ぎ早に話し始めた。自分が回帰者であること、ダムや空港でのこと、ガーレンの影合わせ、石黒綾美の影の深奥、本田康彦になりすました石黒綾美――自分でも何を言っているかわからないような支離滅裂な話し方だったが、一刻も早く自分の置かれた危機的状況を理解してもらいたくて延々と包み隠さず話し続けた。

 小一時間近く話しただろうか。沢渡は自分の話した内容と比例して、彼の話を聞く三人の男たちの顔が険しくなっていくだろうと思っていたが、案に相違して男たちの顔の表情に変化は見られなかった。

「沢渡さん」

 室伏は話が一段落するのを待って硬い表情を沢渡に向けた。

「率直に言いますが、あなたには殺人の疑いがかかっている。西山道夫氏と本田康彦氏に対する殺害容疑です」

 わけがわからない。沢渡はめまいを覚えた。西山ばかりか本田まで? そんな馬鹿な。

「1週間前、西山氏の周辺からの聞き込みで、ようやく我々は西山氏と交際していた男性が本田康彦という人物だとつきとめました。会って話を聞こうと思ったのですが、本田氏は一ヶ月近く前、自分が経営している会社から帰宅途中に行方不明になり、家族が捜索願を出した3日後に兵庫県川石市の山の中で遺体となって発見されています」

「……」

「死因は全身打撲でした。崖から落ちたらしい。奥さんと娘さんが本人だということを確認しました」

 崖から落ちた、という部分を室伏は皮肉っぽい口調で言った。本当は「突き落とされた」と言いたかったのだろう。

「本田氏が亡くなる前、遺体が発見された現場近くを歩く本田氏を見たという目撃者がいます。地元の農家の人なんですが、その人が言うには本田氏には連れの男性がいたそうです」

 室伏の目が刃物のような視線で沢渡を見た。

「その連れの年格好や容貌が沢渡さん、あなたによく似ているんですよ」

「ちょっとまってください!」

 沢渡は立ち上がって室伏の方に身を乗り出しながら言った。

「さっきも言ったように西山を殺したのは本田康彦になりすました石黒綾美という女です。だからその連れの男も、きっと私の影型を使ってあの女が私になりすましていたんですよ」

 石黒綾美は志穂子を籠絡するために本田康彦になりすまし、連絡先や住所などに関して志穂子には偽の情報を伝えて彼女の同窓生の男として巧妙に立ち回った。そして本物の方の本田を石黒綾美は騙しておびき寄せるか、あるいは『傀儡』を使って強制的に連れ出し、その命を奪ったのだ。自分になりすまして目撃者の目にその姿を晒したのは、沢渡和史という人物が本田康彦の殺害に関わっていると見せかけるための策略だろう。

 だが室伏は沢渡の言ったことを無視して冷たく言い放った。

「はっきり言いましょう。さっきあなたは奥さんと本田氏が不貞関係にあるとおっしゃいましたよね。あなたはそれをネタに妻子のある本田氏を脅し、西山氏と関係を持つように迫ったんじゃないですか? そして本田氏を使って西山氏を籠絡したあなたは本田氏と共謀して西山氏の命を奪った。そればかりじゃない。口封じのためにその本田氏も手にかけたんでしょう?」

 室伏のあまりに突飛な推理に沢渡は驚いた。沢渡が妻の不倫相手の男を脅し、ゲイの西山と強制的に肉体関係を結ばせたというのだ。おまけに脅した男と共謀して殺人を犯した上に、その男を口封じのために亡き者にしたというのである。

 だが、それこそ石黒綾美の書いただったに違いない。室伏はまんまとそのシナリオを鵜呑みにしてしまったようだ。少なくとも影を使って人間の体やジェット旅客機を動かしたとか、影の形を変えたせいで人間が怪物に変身したとかいった話よりかは現実味のある話だった。

「まぁ口封じと同時に奥さんを寝取られたことに対する恨みもあったんでしょうね。ただ、わからないのは西山さんがなぜあなたに借金の返済を迫らなかったのかということですが、そのへんも含めてぜひとも今からいろいろとお話をお聞きしたいんです」

 室伏は顔の表情をやわらげて言った。

「もちろん強制ではありませんが、長くなりそうなので御都合の方はいかがです?」

 沢渡は深呼吸をした。自分を必死で落ち着かせようとした。だが体の震えが止まらない。室伏の沢渡に対する視線はまさしく殺人犯に対するものだった。沢渡がさっき話したことなどまるで意に介していない。血迷った沢渡が馬鹿げた妄想をまくし立てていると思っているのだろう。このままだと自分は本当に殺人容疑で逮捕されてしまうかもしれない。

 室伏たちの前で『回帰』して『傀儡』を実際にやって見せたらどうかとも思った。

 室伏はもちろん、他の2人の刑事も沢渡の話を信じている様子は全く無かった。考えてみれば彼らが沢渡の話を妄想だと感じるのも無理はない。ならば妄想ではなく現実のことなのだと見せ付けてやればどうか。

 しかし、そうすることによって逆に彼らの疑いや警戒心をなおさら強めることになるのを恐れ、沢渡はあえてそれはやらなかった。優柔不断だとは思ったが、どんな形にせよ、今、彼らを敵に回すようなことはしない方がいい。

 ――逃げよう、と思った。とりあえず後日、事情聴取に応じるから今日のところは帰らせてくれと言うのだ。時間稼ぎにしかならないかもしれないが、その間にどうすればいいかを考えるのだ。





 今日は都合が悪いと室伏に伝え、事情聴取を受けるのを拒絶した沢渡は皆戸区の所轄警察署を出た。

 駐車場に向かう。監視がついているのはわかっていた。署の向かいの塗装工事店の前で立っていたサラリーマン風の中年男性がチラチラと沢渡の方に視線を送ってくる。

 沢渡は回帰して男の影に触れてみた。案の定、その男は捜査一課の刑事で室伏から沢渡を尾行するように仰せつかっていた。

 このぶんだとライトバンに乗ってどこかへ逃げたとしても、車で尾行されるだろう。しかしここでじっとしているわけにもいかない。

 とにかく、逃げるのだ――

 沢渡は車のエンジンをかけ、署の駐車場から自分の車を出した。店に戻るか自宅に帰るか迷ったが、結局自宅に帰ることにした。もしかすると本物の本田が死んだことを何らかの形で知り、それが別人だとも知らずに途方に暮れていた志穂子が自分のもとに戻ってくるかもしれないという淡い期待感があった。

 自宅に戻った沢渡は寝室へ向かった。

 寝室の窓から裏手の通りを覗くと隣の一戸建ての屋敷との間の道に銀色のセダンが停まっていた。車の脇に人が立っている。長身で色の黒い30代ぐらいの痩せた男だった。車の運転席には初老の男が座っている。

 二人とも2、3週間ほど前に沢渡に対して監視や尾行をおこなっていた刑事と思われる男たちだった。表通りの方には沢渡を監視している者はいないようだったが、これまでとは違う位置で見張っているのかもしれない。いずれにせよ今、沢渡は警察の厳重な監視下にあるようだ。

 だがそれは沢渡に安心感をもたらした。これだけ警察の目があるところで石黒綾美が沢渡に近づくのは不可能に近い。このとき沢渡は再び生じてきた心身の疲労と眠気に悩まされていたが、眠り込んで無防備な状態になることに危険を感じていた。そんな彼にとって警察による監視はむしろ好都合だった。しばらくのあいだ、石黒綾美のことを考えずに眠れる。

 ベッドに寝転んだ沢渡はすぐに泥のような眠りに落ち込んだ。不快な悪夢に悩まされ、何度か寝返りを繰り返していた沢渡は何かの音で目を覚ました。

 電話が鳴っていた。

 ダイニングキッチンのところにある固定電話のようだった。沢渡は着信音が途絶えるまでじっとしていた。

 音が止むと沢渡はのろのろと起き上がった。夕日で室内が真っ赤に染まっている。3時間以上は眠っただろうか。沢渡は窓の外を覗いた。

 裏手の通りに停まっていた銀色のセダンは姿を消していた。監視する場所を変えたのかもしれない。沢渡はあくびをしながらキッチンの水道からコップに水を入れて飲み干した。

 一眠りすると心と体に余裕が生じていた。自分が警察から殺人容疑をかけられているというのは厳然たる事実だが、自分は潔白なのだ。それは間違いない。

 自分は普通の人間ではなく『回帰者』だ。影を操ることによって常人には不可能なことができる使なのだ。その力を使って商売上の利益を上げたことは確かだが、人殺しに手を染めるようなことはしてはいない。ムカついたコンビニ店員を痛めつけたのは事実だが、あとで知ったところではあの店員は軽傷ですんだということだった。傷害罪で告訴されるかもしれないが、弁護士の力で執行猶予がつく可能性もあるだろう。

 また固定電話が鳴った。沢渡は恐る恐る電話に近寄った。ナンバーディスプレイを見ると、石黒綾美のスマホの番号が表示されていた。

 時限爆弾でも見るような気持ちで沢渡は鳴り続ける電話を見ていた。20回近く着信音が鳴ってから電話は沈黙した。だが十秒も経たないうちに再び鳴り始めた。

 沢渡は思い切って受話器を取った。

「どうしたの? さっきからずっとかけてたのに、なぜ出ないの?」

 石黒綾美だった。

「今さら何の用だ?」

 沢渡は唾を飲み込み、できるだけ落ち着いた声で言ったが、語尾が震えた。

「ケータイを忘れたでしょ。取りに来なさいよ」

 何気ない日常会話のようなセリフと、意外に穏やかな石黒綾美の口調に沢渡は勢い付いた。

「ふざけるな。僕になりすまして本田をのは君だろ」

「御想像におまかせするわ」

「どこまで僕を陥れたら気が済むんだ?」

「もう警察はあなたを殺人者だと決めつけてるわよ。あきらめなさい」

「『回帰』というのがどういうものなのか実際に見せてやれば警察も僕の話を信じてくれるはずだ」

 受話器の向こうで沢渡の優柔不断さを見透かしたようなクスッという笑い声が聞こえた。

「好きにすれば? でも、その前にテレビを点けて御覧なさいな」

 石黒綾美の場違いな要求に違和感を覚えるよりも、何かの罠かもしれないと思った沢渡は周囲を見回し、自分の影に何も取り付いているものが無いことを確認した。

「テレビを点けろって…どういうことだ?」

「いいから点けてみなさいよ」

 沢渡は受話器を持ったまま、もう片方の手でダイニングキッチンのテーブルの上に置いてあるテレビのリモコンにそろそろと手を伸ばし、電源を入れた。 

 ヘリコプターのローター音が聞こえた。ちょうど各局が夕方のニュース番組を流す時間帯で、ヘリコプターに乗ったテレビ局の取材記者がLIVE放送で喋る声が聞こえてきた。

「これは何というか……跡形もありません。頑丈な建物がわずか10分少々の間にうず高い瓦礫の山と化してしまいました。いったい何が起きたのでしょうか」

 テレビ画面にはヘリコプターからの空撮映像が流れていた。爆発事故の現場のようなものが見える。コンクリートの塊やガラス、鉄骨などが散乱し、積み重なり、周辺の建物にまでそれらの瓦礫が押し寄せていた。

「何や、わけわからん。いきなり崩れよったんや」

 画面が切り替わり、現場近くをたまたま通りかかったトラックの運転手のインタビュー映像が流れ始めた。

「しっかりしたビルやったんや。それがいきなりやで。崩れるというよりか、溶けるっちゅう感じやったな。ものすごい砂埃やったわ。前が何も見えへんようになったけど、どうにか逃げ切ったわ」

 続いて現場近くの防犯カメラの映像が流れた。

 やや距離のある位置からの映像なので鮮明さが今ひとつだが、茶色いレンガのように見える壁面を持つ建物から何かが流れ落ちてくる様子が見て取れる。

 流れ落ちているのはテラコッタ色の外壁材だった。外壁材が次々と剥がれて地面に落下しているのだ。わずか60秒足らずで建物の外壁材がすべて剥がれ落ち、その後、断熱材や窓ガラス、内壁、鉄骨、鉄筋などが崩れ落ちていった。机や椅子、キャビネットといった事務用品にまぎれて人間の姿らしきものも落下していた。

 テレビ画面はヘリコプターからの映像に戻った。取材記者の声が聞こえた。

「現在、皆戸区警察署近辺の複数の消防署から救助隊が出動し、負傷者や行方不明者の救出活動に向かっていますが、現場近くの道路は狭く入り組んでおり、また避難する人や車の往来で混雑しているため、現場への到着はかなり遅れている模様です」

 そのときになってようやく沢渡は受話器の向こうから救急車やパトカーのサイレンがひっきりなしに聞こえてくることに気づいた。

「君がやったのか」

 ミイラが喋るような低く乾いた声で沢渡は言った。

「あれじゃ取り調べや事情聴取なんてできないでしょ。あそこにいた警官はほぼみんな二階級特進よ。あなたも無駄なことはやめて、わたしのところに戻っていらっしゃいな」

「今、どこにいる? あの現場の近くだな」

「さぁ、どこかしら」

 石黒綾美は毒々しく笑った。

「『傀儡』を使ったのか?」

「警察署のビルの影を掴んで、建物を外側からむしり取っていったの。頑丈そうに見えるけど、案外かんたんにバラバラになっちゃったわ。もっとも、伊谷空港の旅客機を引っ張るよりかは手間がかかったけど」

 テレビ画面では番組MCの局アナが気象庁のコメントについて話している。皆戸区で地震が起きたという観測データは得られなかったらしい。そして何より警察署の庁舎だけ崩壊したのが不自然だとのことだった。

 関係各方面によって皆戸区警察署の崩落事故がテロと事故の両面から調査されることになったと局アナが結び、番組はCMに移った。





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