第60話 ワナビってのはこういうものでしょ
最近更新が滞っている藤光です。こんにちは。先の週末が仕事で飛んでしまった後、なかなかカクヨムする気力が湧かず放置してしまっていました。スミマセン。
いくつか書きたいことはあり、エッセイの下書きはしたのですが、こういうときに書くものは、ネガティブな内容であったり独りよがりであったりしたので、せっかく書いたのですが消してしまいました。
さて、
以前、朝日新聞の『好書好日』というサイトで芥川賞を受賞した市川沙央さんのインタビュー記事について書いたことがありました。
「第35話 小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた」
https://kakuyomu.jp/works/16817330654109512222/episodes/16817330658452458881
このインタビュー記事とてもよく書かれていて、わたしはエッセイのなかでも感心しているのですが、書いたあとしばらくしてこのインタビューをして記事を書いた人にも興味が湧いてきました。
どんな人なんだろう?
書いた人は、
『好書好日』のプロフィール欄を見ると、なんでも投稿サイト「note」で『小説家になりたい人(自笑)日記』というエッセイ記事を更新中とあったので、久しぶりに「note」を開いてみました( 藤光は「note」で一部自作を公開中。かなり長いこと更新してませんが)。
清繭子さんのエッセイ『小説家になりたい人(自笑)日記』、とてもいいです。元編集者であり、現ライターさんなので、文章の質が高いです。個人的なエッセイですが、将来「書籍化しませんか?」と話を振られることがあるとしてもオタオタしないよう、行き届いた書きぶり。お金出して読むレベルです。
それとなにより、小説家になりたい人(自笑)=ワナビってことじゃないですか。清繭子さんはプロのライターさんですが、小説家になりたいって小説教室に通い、公募新人賞に応募してて、なおかつ芽が出ない……。同じワナビとして共感するし、応援したくなります。
「小説家になりたいけど、現実は厳しいよね」
と感じてる人にぜひ読んでもらいたいエッセイです。カクヨムじゃなくて、noteの作品ですけど。
あと『好書好日』で清繭子さんが連載している「小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた」は連載3作目まで進んでますが、どれもおもしろいです。群像新人文学賞を受賞した村雲菜月さんのインタビューでは、「才能とはこういうものか」と凹みしたしね 笑
清繭子さんのインタビュー記事を読むと、「テキトーじゃなくて、キチンと書かないとな」と反省させられます。あー、おもしろかった。noteへいって続きを読もうっと。
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