第41話 短歌・俳句コンテスト折り返し

 いまカクヨムで応募受付中の短歌・俳句コンテスト。7月10日までが受付期間なので、ちょうど折り返し地点です。参加作を調べてみると――6月20日午後11時20分時点で1686作品ですね。集まりましたね〜。この調子でゆくと2000作はもちろん、3000作品まで数字が伸びるかもしれません。


【一首(一句)部門】だと31文字(17文字)からコンテストに参加できますからね。参加しやすくて数字が伸びているのだと思います。


 わたしは短歌の部【一首部門】にこれまで22首を公開しました。一日一首を目標に作らせてもらってます。短歌を作るのは、なかなか楽しいですね。ただ、毎日作っていると同じような傾向の短歌ばかりが出来上がるような気がします。できるだけいろんなタイプの短歌が詠めるよう、あと20日、がんばりたいと思います。


 さて、ここまで毎日投稿してきた短歌・俳句コンテストですが、すでに1600を超えた応募作、どうやって選考するんでしょうか。カクヨムのコンテストで選考といえば、☆の数、ハートの数、PV数などを利用してふるいにかける手法がまっさきに思い浮かびますが……このコンテストでもそうなんでしょうか。


>☆50が足切りラインです。


 なんてことになったりして。


 ☆いくつが足切りか分かりませんが、カクヨムのコンテストである以上そうなんでしょうね。客観的な数字で作品の良し悪しがある程度わかるというのが、小説投稿サイトのメリットなんですから。


 ただ、小説以上に短歌・俳句は、このカクヨムシステムで評価するのは難しいように感じます。いい短歌や俳句を取りこぼすような気がしてならないんです。コンテスト以前に多くのフォロワーさんを抱えている人気作家さんならともかく、底辺作家が良質な短歌(俳句)をいくつか応募しただけじゃ、あっという間に他の作品に埋没してしまうと思う。


 ☆を集めようとすると、小説を毎日投稿するように毎日短歌(俳句)を投稿しなければなりませんが、長編小説をこつこつと毎日更新するのと違って、短歌(俳句)は毎日ゼロから新しい作品を考えなければならないわけで、作品のクオリティを保つのは長編小説よりむしろ難しいように感じます。


 わたしをはじめとして、今回、短歌(俳句)を作るのがはじめてという人が多いと思うので、傑作ばかり何日も続けて作れるわけないじゃないですか。不味いと☆は集まらないわけで……。短歌・俳句コンテスト難しい。


 わたしの希望としては、ひとつひとつ読んでジャッジしてほしいな。1作品10万文字のカクヨムコンと違って、期間中、毎日一首投稿したって1240文字にしかならないんだから。


【このおもだれかにとどけと一人ひとりきりつぶやきつら三十一文字みそひともじ


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