第11話 文字メディアでなくとも
カクヨムで読んだり書いたりしているわたしは文字メディアが好きな人間ですが、今回は本を読んでばかりいるのも良くないなと感じたことを書いておきたいと思います。
NHKEテレで「100分de石ノ森章太郎」の再放送があったようでいまNHKプラスで見ることができます。本放送は2018年9月で、2021年の7月にこの放送を基にしたムック本がNHK出版から刊行されました。
100分de名著スペシャルの本放送からムック本が出るまでだいたい半年くらいなので、3年はちょっと長過ぎる。どうして出ない? と不思議に思ってましたが、ムックを買ってみてなんだか納得。どうも、おもしろくない。
100分de名著スペシャルのムック本は、本放送では語られなかった部分が補充されているところ、映像ではない文字メディアならではの切り口が魅力なのですが、残念ながら「100分de石ノ森章太郎」のムック本は本放送以上の魅力は感じられませんでした。ブックオフで売っちゃいました。
本がおもしろくないというより、本放送がおもしろかったと評価するべきなのでしょう。石ノ森章太郎の絵の魅力、漫画表現の革新性といったものを表現するのには書籍より、映像の方が優れていたということ。
☆
石ノ森章太郎といえば「HOTEL」ですかね。「マンガ日本経済入門」? わたしは「マンガ日本の歴史」とか「仮面ライダーBlack」ですかね、リアルタイムで読んだのは。とにかく昭和の漫画家さんです。知名度が非常に漫画家で、当時の子供たちはみんな知ってましたけど、昭和の末期から平成にかけて描画がぞんざいになってしまって……「マンガ日本の歴史」はとても期待して読みはじめたのですが、どうしてもその線に馴染めなくて読むのをやめちゃいました。
漫画でなくてよいのなら、アニメ「サイボーグ009」です。わたしが観ていたのはアニメ化第二作。思い出補正がかかっていますが、傑作です。主題歌めちゃ歌えますよ(笑)当時、サイボーグに憧れました。
――なんで、ぼくはサイボーグじゃないんだろう?
と悩んだりするアホな小学生でした。「サイボーグ009」観たいな〜。
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