9/17更新①
「じゃあ採掘場へ行こか。ここにいる皆は全員行くんやな?」
首を横に振った者はいない。
「相手は相当手強い。この中の誰かが死ぬかもしらんで?」
「何があっても誰かを責めるようなことはしないよ? だから大丈夫」
魔魅子は強い意志のこもった目で恵吾を見つめ、ここにいる者たちの気持ちを代弁した。
「まあ、俺と一緒におって死ぬわけ無いけどな。しっかり準備して行くで、二時間後にここに集合。みんな揃ったら集合や。それまで解散」
号令がかかった後、各自が緊張した面持ちで準備を始めた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます