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「そうですね。まず、神園さんの誘拐については、僕が依頼を受けて行いました。誘拐だけでなく、保護も依頼内容になっていて、それで、魔魅子さんはこのセーフハウスにいます」
「でも、つなが雇った探偵さんはここじゃないとこにおるって言ってたで」
恵吾はサイドテーブルに置いてあったデバイスで位置情報を確認した。ついでに脇にあった電子タバコに手を伸ばし、起動する。数秒で喫煙可能なサインが灯る。
「その探偵は僕が買収しました。綿奈部さんにはダミーの情報が流れたはずです」
「まあ、確かにメールで確認しただけで、直接確認したわけや無いな……」
恵吾は煙を吐きながら、拓の言葉を待つ。
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