コメント失礼します!
KAC3番目ということで「どこで”ぐちゃぐちゃ”が登場するのだろう」と思っていたら、最後でしたか!
頭の中がぐちゃぐちゃになるほど、悩んだのですね。
それは考えたら分かることなのだろうか?
何か感じ取るものではないか?
もしかしたら思考を手放すために、彼女は酒に酔っていたのかもしれない、なんて考えました。
「ほんもの」は外側にあるのではなく、自らの内側に見出すべき煌めきなのでしょうね。
作者からの返信
綾森れんさん、おはようございます。
読んでいただいた上、コメントまでいただき、感謝いたします!
相変わらず、鋭い!「あの人」は、何かあって、考えてしまうからそこから逃れるためにお酒に酔っていたのです!
考えることでなく感じることだと、確かにその通りですね。考えて考えて、それでも答えは出ず、いつか、突然、論理の飛躍のように、何かに思い当たる。
そんなこともあると思います。
「私」は「ほんもの」という大きな言葉を使いましたが、本当は、もっと日常に根ざしたもっと身近なこと、であり、それは確かに綾森さんの言われる通り内側の煌めきでしょうし、そのことを「あの人」は言ったと思うのですが、「私」には、いまだわからない、そんな物語でした。
美しさは外側にあるみたいだけど、もしそれを見ている人の中に同じ美しさがなければ、どうやって人はそれが美しさだとわかる?だから実は美しさは自分の中にあるのかもしれない、その話かな。
でも読んだあと、花の美しさがわからないことについての発言ってあまり意味がわかりません TT
作者からの返信
おはようございます。
よく、眠りになられたでしょうか?
私は睡眠不足です、笑。
説明をさせてください。
花とはお気づきかもしれませんが、「女性」のことです。
その美しさとは、「よさ」、あえてはっきりと言葉にすれば、そうと言えます。
さらに理解のためには若干の補足が必要です。
主人公が、自分のことばかりわかってもらおうとして、「あの人」のことを理解しようとしなかったこと、大学の時の彼女の「気に入らない所」ばかり(自分視点丸出しで)見ていたこと。
また、さかのぼれば「僕」が、友だちからぶっちゃけ格下に見られていたこと。
それらは、彼が、人の本質を見ようとせず、つまり、他者をただそのままに受け入れる度量のないこと暗示をします。(悪意のある接触をしてくる人は受け入れない方がいいとは思いますが)。
だから、「花の美しがわからないのだから〜」は、「その
目の前にいる)女性(他者)の本質的なよさに気づけないのだから〜」となります。
あの人、は、僕、のそんな人間としての欠陥を、彼にそれとなく教えていたのです。
……と、言葉にするとこんな感じです。私の物語運びの未熟さもあり、わかりづらいかもしれませんし、もしかして、鎌倉結希さんには、そんなところがかつてなくて、今もなく、共感が湧かなかったとも、考えられます。
(解釈はご自由に色々あっていいと思います。あくまでも現時点で私が説明するならこんな感じ、ということです)。
わからないところを聞いていただきありがとうございます。おかげで説明ができました。伝わったのなら、嬉しいのですが……。
では、1日頑張っていきましょう!
では。