熊、兎、虎、龍
妖怪『モノカリ』の血を継ぐ、火虎先輩と出会った翌朝。私、和熊月乃はいつも通り、丁字交差点の横断歩道から友人のうさぎと一緒に登校をしていた。
「くまちゃん、くまちゃん」
隣を歩くうさぎが私を呼ぶ。そちらの方を見ると、昨日と同じようにポケットから何かを出し、見せてきた。
「ほら、これ、『モノカリ』のキーホルダー!」
「え? ……ああ、昨日のご当地妖怪の?」
うさぎの手に乗せてあるキーホルダーをよく見る。
「え……!」
そのキーホルダーは、よく似ていた。赤い髪に、ポニーテールで、キリッとした表情のデフォルメされた美少女キャラクター。それは、昨日出会った火虎先輩──本物の『モノカリ』にそっくりだった。
「なんだか似てるよね……」
そう言ったうさぎは苦笑いをしていた。
「うん……そうだね……」
本当に似ている。昨日の『物繰り少女』もそうだったが何故こんなに似ているのだろうか。
そんなこんなで、少しそのキーホルダーについて不思議に思いながら歩いていると、Y高の校門に着く。
朝の挨拶を交わしたり、談笑したりしながら校舎を目指す生徒たちが見える。その中に見覚えのある人影を見て立ち止まる。
「あっ……」
それは、昨日友達になった火虎先輩だった。どうやら誰かと談笑しているようだ。
「くまちゃん? どしたの?」
うさぎがこちらの顔を覗き込んでくる。
「あれ……」
「え? 」
私は火虎先輩のいる方向を指差す。それを見て、うさぎが指差した方向を見る。
「あ……! 火虎先輩だ……」
タイムリーというか噂をすればなんとやらというのか、とにかくタイミングよく現れた火虎先輩になんだか少し笑ってしまいそうになる。まあ、同じ学校なのだから何もおかしくはないのだが。
すると、火虎先輩がこっちを振り向いた。どうやらあちらもこちらに気がついたようだった。能力の射程範囲にでも入ったのだろうか。
そして、火虎先輩はにこやかな表情をしながらこちらに近づいてくる。
「おはようさん! 月乃ちゃんに……うだひなちゃん!」
「お、おはようございます……火虎先輩……」
元気よく挨拶してくる火虎先輩。それに対してうさぎは、なんだか警戒している様子で、少し私の後ろに隠れてしまう。
「おはよ、火虎先輩」
「やっぱり、敬語は消えたままなんやな……まあ、ええけどな」
そういえば、昨日のドタバタで敬語が自然と消えてしまっている。まあいいか、今更敬語に戻すのも少し変な感じがするし。
「…………くまちゃん?」
うさぎの方を見ると、不思議そうな顔でこちらを見ている。それもそうだ、友人がいきなり先輩に失礼な態度をとったらおかしく思うのは当たり前だろう。
「晴子、この子達は……?」
不意に、火虎先輩の後ろからそんな声が聞こえた。見ると、黒髪ロングの綺麗な人がいた。
「うん? ああ、この子らは昨日バ先で知り合った後輩の女の子達やで、可愛い子らやろ?」
その言葉を聞いて、その人は少し怪訝な顔をして火虎先輩を見た。
「……あなた、まさかこの後輩の子達からも何か借りてるんじゃないでしょうね?」
「……まさか」
火虎先輩は少し目をそらして答える。まあ、実際いろいろと借りられたのは事実だからその疑惑は当たっている。
そして、黒髪ロングの美人さんはこちらを見て、微笑みを浮かべ口を開く。
「自己紹介が遅れたわね。私は二年で、晴子の……友人? の
「和隈月乃です、よろしくお願いします」
「あ、えと……兎太陽菜です! よろしくお願いします」
火虎先輩の友人と、そう名乗った九頭龍智香という少女。もしや、と思ったのだが、この人はどうやら妖怪ではないようだ。昨日の火虎先輩と会ったときのような感覚は無い。
それにしても、友人から「何か借りてるんじゃないでしょうね」なんて言葉が出てくるということは、本人も認めたように噂通りの能力の使い方をしているのは間違い無いのだろう。
「おっと、そろそろ教室行かな遅刻してまうな」
火虎先輩のその言葉を聞き、私達は再び校舎へと向かい歩き出す。
先を歩く火虎先輩と、その後ろに続く他三人。そんな形で歩いていると、九頭龍先輩がこちらへと近づいてきた。
「ねえ、和隈さんに兎太さん? もし、晴子から何か、無理やり物を借りられたりしたら私に言ってね……必ず取り返してあげるから」
九頭龍先輩はそう言うと、火虎先輩の方を見て続ける。
「なんていうかあの子、噂にもなってるけど人から物を借りるのが上手なの……それで、物を借りられて困ってるって子が結構いてね……」
そう言った九頭龍先輩は少しバツが悪そうだった。どうやら彼女は火虎先輩と本当に仲が良く、噂を身内の恥のように感じている様子だ。
「そうですか……でも、私達は大丈夫ですよ。大事な物なんかは簡単に貸したりしませんから」
私は九頭龍先輩にそう言って返す。まあ、能力を使われたらどうしようもないということは伏せて。
「…………そう、でも気をつけてね? 晴子は悪い子ではないのだけれど……物を借りるのが癖みたいになっちゃってるから」
「……わかりました」
実は、私にもその『癖』というか『習性』みたいなものがある。道端に転がっている石ころとか、空き缶とかの目についた物を、つい、いたずらに操ってみたりしてしまうというものが。もちろん、人目が無い時や家にいるときだけだが。
火虎先輩にもそういう能力をついつい使いたくなってしまう、なんというか妖怪の本能に刻まれたものがあるのかもしれない。今度二人で話すことがあったら聞いてみようと思う。
それから私達は特に会話もないまま校舎へ入り、先輩達とは二年生のクラスのある二階で別れると、三階の自分達の教室へと向かった。
「くまちゃん、なんだか昨日より火虎先輩と仲よさげだったね?」
その最中、うさぎから当然の疑問が投げかけられる。
「……まあ、あの後色々あってね」
まさかお互いが妖怪同士だとか、学校まで行ってパンツの取り合いをしただとか、その後なんやかんやあって友達になっただとかを正直に言うわけにもいかず、かといって咄嗟につく嘘も思いつかなかったのでやんわりとごまかすことにする。
「ふ〜ん……?? そっかあ……」
こちらのあまり追求されたくないという空気を察したのか、うさぎはそれから教室につくまでの間、その事については追求してこなかった。
──それから、一時間目から四時間目までの授業を終え、お昼休みの時間になった。私とうさぎはお弁当を食べるため、私の席に集まっていた。うさぎは私の前の席の椅子を借りて座っていて、机には二人のお弁当が置かれている。
「やっとお昼だー!」
そう言ってうさぎはお弁当を広げ始めた。それに倣って、私もお弁当を広げる。私の二段のお弁当箱の上段には、昨日の残りのからあげ、卵焼き、ウインナー、ポテトサラダなんかが入っていて、下段にはご飯が詰められている。
これらは、大きさが900mlサイズのお弁当箱に入っているのだが、正直足りない。私は昔から結構ご飯を食べる方だったのだが、中高生になってからは男子顔負けなくらいに食べられるようになってしまった。私はこれを、妖怪の血を継いでいるせいだと思っている。同じく血を継ぐお母さんは少食な方なので真偽は不明だが。
「いただきまーす!」
それに対してうさぎの方は、700mlサイズの小さなお弁当箱に色とりどりのおかずが入っていて、なんだか『女子高生』という感じの内容になっている。
「おいしー!」
うさぎはいつもお弁当を美味しそうに食べる子だ。これだけ幸せそうに食べてくれるのだから作り甲斐がありそうだと思う。私的にはそれで足りるのか、みたいな余計な心配があるけれど。
そんなうさぎにつられてか、私もお腹が減ってきたので「いただきます」と言い、唐揚げを一口食べる。
「……ねえねえくまちゃん、日曜日にさ……何処か遊びにいかない?」
二人でお弁当を食べ進めていると、うさぎがそう提案してきた。
「うん、いいね、どこに行く?」
「うーん、そうだ! AA町の方に行こうよ! ちょうど見たいところがあるんだ!」
XX市のAA町。そこは市の繁華街がある町で、昼にはショッピングやランチを楽しめるところがたくさんあり、夜には居酒屋やバー、カラオケなんかが栄えている。
「オッケー、じゃあ日曜日ね」
「うん、約束!」
そんな日曜日の約束をした私達は、再び食事に戻る。
そのまま、あっという間にお昼休みの時間は過ぎていき、さらに午後の授業やいつも通りの即終了するホームルームを終える。
放課後は、今日は放課後に用事があるらしいうさぎをバス停で見送ってから家に帰った。
そうして、そんなふうに、今日──水曜日の一日は終わっていった。
──それから同じ様に木曜日が過ぎ、金曜日の放課後。
「それじゃあ、日曜日ね! くまちゃん!」
今日は帰りにうさぎと学校近くにあるショッピングモールへ寄って、その中にあるファミレスで少しだべってから、いつものように見送りの為バス停に来ていた。
「うん、また日曜」
そう言ってバスに乗り込むうさぎを見送った後、ピコン、とスマホの通知音が鳴る。私はポケットからスマホを出し、確認する。
『月乃ちゃーん、今から時間ある? あったら、たこなぐりまで来てくれへんかー?』
それは、火虎先輩からの『YOIN』のメッセージだった。
『わかったけど……どんな用事?』
そんな風に返信をすると、すぐに既読が付き、さらに返信が来る。
『この間のお話の続きというか……まあ、妖怪としてのお話やな……お互い、知りたい事もあるやろ?』
妖怪としてのお話。それは一体なんだろうか。まあ、確かに同じ妖怪の血を継ぐ存在として、知りたい事はないこともない。私は、友達にもなったことだし、せっかくだから行ってみようと思い、「わかりました」と返信すると『たこなぐり』へと向かい歩き始めた。
しばらく歩き『たこなぐり』へと着くと、入口の看板は定休日となっていて、中の電気はついているようだが自動ドアの手押しスイッチは反応せず、どうやら営業していない様子だった。
しかし、中には確かに火虎先輩が居ることが『妖怪感』がしたので分かったため、あちらも気付くだろうと少し待つことにした。すると、すぐに自動ドアの奥に人影が現れ、電源が切ってあるのか手動で自動ドアが開かれる。
「おまたせしてもうたかな? 月乃ちゃん」
現れたのは、バイト着ではなく制服姿の火虎先輩だった。
「どうも……店、閉めてるの?」
「まあ、ちょっと『場所を借りてる』んや。とりあえず、入りいや」
火虎先輩に促されるまま、私は店内へ一歩入る。すると、目の前のカウンターや厨房には人影がなかった。しかし、店内には能力のセンサーに引っかからないものが居る。
それは、おそらく普通の人間だろう。
私には能力の射程圏内である半径十メートル以内にある操れる『物』を常に感知できるという特性があり、また、操れない重さの物であっても、どんな形でどの位置にあるのか、ということが分かる。それは、空気や水も例外ではない。
しかし、人間を含めた生物の事は感知できない。
正確には着ている服や持っている物なんかでなんとなく把握はできるのだが、それよりも、操れないが故にセンサーでは生物が居る空間だっけがぽっかりと空いているように感じるのだ。
その、ぽっかりと空間が空いたような感覚が火虎先輩以外にもうひとつあることが、自動ドアが開いて、センサーを阻む物が無くなった瞬間に把握できたのだ。
「誰かがいるんだけど?」
「ああ、わかるんか? ほな、そっちまで行こか」
そう言ってイートインスペースの方へ歩いて行く火虎先輩についていくと、そこには見知った顔があった。
「こんにちは、和隈さん……」
「九頭龍先輩??」
それは九頭龍先輩だった。何故、ここにいるのだろうか。火虎先輩は妖怪としてのお話と、そういったはずだが。
「どうして、ここに……火虎先輩?」
「アハハ、まあ、ちゃんと説明するから」
そう言って火虎先輩は九頭龍先輩が座っている席の椅子のひとつに座る。私もそれに続き椅子に座ると彼女は口を開き説明を始めた。
「まず、二人も知っての通り、アタシは『モノカリ』っていう妖怪の子孫や」
いきなりそんなことを言う火虎先輩。いや──今、何か、聞き捨てならない事を言った気がする。
「二人も知っての……通り……??」
私は驚いて、目を丸くしたまま目の前にいる二人の先輩を交互に見る。知っていたのか、この人は、火虎先輩が妖怪の血を継いでいる事を。
「晴子、あなたここに私がいることもだけど、和隈さんに何も教えていなかったのね……」
少し呆れた顔でそう言った九頭龍先輩。それに対して火虎先輩は「アハハ、まあ、ここで言った方がオモロイかなって……」なんて言っている。
「そう、私は晴子が妖怪の子孫だって知ってるわ……それで、聞きたいのだけれど、和隈さんはどうやって晴子が──」
「そんで、智香は知らんけど、こっちの月乃ちゃんは『モノクリ』の子孫や!」
「「は?」」
九頭龍先輩の質問を遮る、というかその前に答えを言ってやろうというような感じで、火虎先輩の口から私の秘密が軽やかに出てくる。
「…………なんで、言っちゃうの?」
「すまんな、実は────」
「和隈さんって、『モノクリ』の子孫なの!?」
突然のカミングアウトに少し怒りの炎を燃やしていると、今度は火虎先輩の言葉を興奮した九頭龍先輩が遮り、立ち上がりながら私の手を取った。
「えっ、えっ、は、はい!?」
その勢いに押され、仰け反った私に構うことなく取られた手がぶんぶんと振られる。
「『モノクリ』ってことは、あれよね! 晴子と同じ、『かきくけこ五大妖怪記』の!」
先日あったときの感じとは百八十度違う雰囲気になった九頭龍先輩は、段々と息遣いが荒くなっていく。身の危険を感じた私は、助けを求める為に火虎先輩の方を見る。
「アハハ……智香はな、無類の妖怪好きで、特に地元の『かきくけこ五大妖怪記』に載ってる妖怪達には目がないんや」
「そ、そうなんだ……」
「それに……ある出来事がきっかけでアタシと知り合って、『モノカリ』であることが分かってからは、もしかしたら他の妖怪にも会えるんやないかって思ったらしくて、もし妖怪に会ったら教えるようにって言われてたんや……」
そう言って目をそらす火虎先輩。どうやら助けてはくれないようだ。
「ねえ……和隈さん……? の、能力! 能力を見せてくれないかしら……!」
期待に満ちた、キラキラとした目を向けてくる九頭龍先輩。その勢いに押されるように「わ、わかりました……」と言ってしまう。
「すまんな、智香には借りがあってな……まあ、誰かに言いふらすような子やないから、安心してな」
私は、はあ、とため息をつく。まあ、もうバラされてしまったし、誰かに言いふらすような子ではない、というのも、先日初めて会ったときの様子から少しは信用はできるかもしれない。
私は、椅子から立ち上がり、その座っていた椅子に人差し指を差す。すると、ふわり、と椅子が浮き上がる。
「おお、相変わらず便利そうな能力やなあ……アタシもこんくらい普段使いしやすい能力やったらなあ……」
そんなことを言って操られた椅子を見つめる火虎先輩。使いやすさは知らないが、普段使いはしているじゃないか、と思ったが言わないでおいた。
「──す、すごい! すごい! これが『モノクリ』の能力! 『モノカリ』の能力と違ってわかりやすく異能の力……『かきくけこ五大妖怪記』で記されてた、どんな物でも操れる能力……! も、もっと……もっと能力の使い方を見せてくれないかしら……!!」
感動しているのか、どんどんテンションかヒートアップしていく九頭龍先輩。能力を見せただけでこんなに喜ばれると、なんだか照れてしまう。
「どうせ、アタシの能力は地味ですよーだ……」
拗ねているのか、少し唇を尖らせた火虎先輩がそう呟いたが、聞かなかったことにしておいた。
「そ、その……別に何でも操れるわけじゃ無いです……制限も結構あって……」
「ふんふん……なるほど、色々と詳しく教えてくれないかしら! 」
興味津々に私の能力への追求が始まる。別に、妖怪としての私を受け入れてくれるのならば、それは構わないのだが、これでは私の事ばかりで不公平だ。
「そ、それもいいですけど……まずは火虎先輩の能力の話から聞きたいなー、なんて……」
「へ? アタシ……?」
拗ねて唇を尖らせ、少しそっぽ向いていた火虎先輩は、それを聞いて素っ頓狂な声を出す。
「そう……私の能力ばっかりじゃ、そっちの事が全然分からないじゃない? この際だから、お互いの能力について一通り教え合わない?」
そう提案して、火虎先輩の方を見る。すると、少し調子を取り戻したのか、ニヤり、と笑う。
「そうやな……というか、ホンマは前回話し合った時にそれをしようと思っとったんやけどな」
「そう……でも、あのときは警戒してたし、そっちのやり方が悪かったでしょ?」
事実、あのときのようなことをされたら、話し合いなんて気分にはならない。もし、あの後「友達になろう」なんて言われなければ、今日のこの場は実現することは無かっただろう。
「まあ、あのときはアタシも初めて自分以外の妖怪に会ったし……やり方が悪かったのは……そうやな、その通りや、すまんかったな、月乃ちゃん」
「う、うん……いいよ、私も少し乱暴になりかけてた、ごめんね?」
そんなふうに謝られると、許さないわけにはいかない。私は自分の非も認め謝ると、火虎先輩に微笑む。そうすると、火虎先輩も微笑み返してくれた。
「よし、これでちゃんと仲直りも終わったことやし、まずはアタシの能力から説明していこかな!」
完全に元気を取り戻した火虎先輩は、肩を回しながらそう言った。
「なんだかよくわからないけれど、解決したようでなによりだわ……まあ、私は『モノカリ』の能力についてはもういいのだけど……」
「うっさいわ! 月乃ちゃんに話すねん! 『モノクリ』の話は後! 待っとけ!」
そんなやり取りをして、膨れ面の火虎先輩と、それを見て笑っている九頭龍先輩。なんだかとても仲が良さそうで、羨ましく感じてしまう。私も、もしかしたら、うさぎとこんなふうになれるだろうか……。
私は、そんなことを考えながら、二人のやり取りが終わるまで待っているのだった──。
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