夜を歩いてみよう。不思議に出会えるかもしれないから。

お話はファンタジックなんですが、情景表現と心情に臨場感があって、こんな不思議も本当にあるかもしれないと思う雰囲気がありました。セバスさんのぬいぐるみ生に人生的なものを感じて、その出会いと別れは素敵だけど切なくもあるなあ。と、淡々とした語り口なのに感じる、少し不思議で少し切ない良現代ファンタジーでした。