第1章 修行とトーナメントと奴隷の少女
第4話 冒険者ギルドにやって来た。
冒険者ギルドにやって来た。
何故かと言うと、師匠曰く自分の強さが分かるとやる気が出るだろって事らしい。
確かに、と思った。
その師匠は町に用があるらしく場所だけ聞いて別れた。
と言う訳で冒険者ギルドだ。
異世界ファンタジー=冒険者ギルド=可愛い受付嬢と相場は決まっている。
てな訳で俺は可愛い受付嬢さんが居るカウンターにやってきた。
そこには、こちらを営業スマイルで見てくる受付嬢さん。
「ようこそ、カイレーン冒険者ギルドへ」
見た感じ年齢は15歳の美少女、髪は肩下まで伸びる薄いピンク、服装はアニメに出てくる高校の制服みたいな感じだ。
つまりミニスカ良き。女性の服装あまり知らないから勘弁。
そして胸だが推定B貧乳良き。
右胸に名札がある。
えっと名前は・・・セリナさんか。
これからよろしくしたいな・・・
「初めまして、冒険者登録をしたくて来ました」
「では初めに冒険者がどのような職業か知っていますか?」
ラノベでは確か・・・
「掲示板に貼ってある依頼書の魔物を倒し、倒した魔物や魔石を冒険者ギルドに持ってくる。そうしたら冒険者ランクが上がり依頼出来るランクも上がる上のランクに行けば行くほどお金がいっぱい貰えるそれに対し難易度も上がる、しかし自分のランクと同じかもう1つ上のランクしか受けられないでしょうか?」
「完璧ですね。次に冒険者ランクは分かりますか?」
「S〜Gの8ランクでしょうか?」
「少し惜しいですね、上からSSS、SS、S、A、B、C、D、E、F、Gの10ランクです」
「ちなみにSSSランクの冒険者は居るんでしょうか?」
「現在確認されている方でしたら5名居ますね」
「少ないですね・・・」
「はい、最後にこの紙に記入をお願いします。レベルが分からない場合は、こちらにレベル鑑定水晶があるので言って下さい」
そうして渡された紙にはこう書かれていた。
[名前]
[出身]
[レベル]
[注意事項]
冒険者様の命は自己責任で
ギルド内での揉め事禁止
上が守れる者は名前に記入を
と書かれていたのでレベル鑑定水晶を使い記入する。
[名前] レイト
[出身] 分からない
[レベル] 1
[注意事項]
冒険者様の命は自己責任で
ギルド内での揉め事禁止
上が守れる者は名前に記入を
「これでお願いします」
「出身は?」
「分かりません・・・起きたらいつの間にか草原に居たので」
「そうでしたか・・・それは失礼致しました。記入は結構です。最後に、このカードに血を1滴お願いします」
「これはなんですか?」
「冒険者カードです。これは依頼成功したら、お金が振り込まれたり、倒した魔物が分かる様になります。ランクやレベルも表記されます」
「なるほど、便利ですね」
俺は、そう言ってそのカードに血を1滴垂らした。
「これで、冒険者登録は完了です。このカードは無くさないように気を付けて下さい。無くしたら再発行に金貨1枚お願いしますね。」
金貨?後で師匠に聞かないとな・・・
「では、ありがとうございました」
っと言ってセリナさんに頭を下げ冒険者ギルドを後にした。
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