シリウス星

『ようこそ、いらっしゃいました』

『私はこの星の番人ソフィアと申します。お

見知り置きよ!!此れから神殿まで案内しま

すので、お越し下さい』


『教えてくれないか!!、此処は何処だ?』


『はい!!此処は忠実が宿る星、シリウス星

です♪』


『何!!、シリウス星だと?、シリウス星は

確か犬の惑星だと思っていたが・・・』


『はい、その通りです、一部を除いてですが、

この星に導かれる生物全て、忠実心を宿す者

全てこの星に出会うことが出来ます』

『そして例え物であっても出会うことが出来

ます』


『とぉ〜、おっしゃいますとぉ〜、私たちは

この武具によって導かれたと、言い訳ですか

ぁ?』


『あなた方は勿論、その手にされている剣と

盾は忠実なる聖具となっております』

『そしてその聖具を手にする者も忠実な者に

しか手にすることは出来ません、よって此処

へ導かれたという事です。それでは此方へど

うぞ!!』


 二人が目にしたのは、宮殿だった、とても

綺麗な建物に圧倒されていた、その時、一人

の貴賓らしき者が現れた。


『初めまして、私はこの星の王、ファーザー

と申します。私は以前、宇宙戦士をしており

ました、生まれた星は地球です。訳があって

この星の王になり、忠実にこの星を守ってい

ます』

『地球には家族がいました、一人息子も・・

・、私は子供が幼い時に消息を断ちました。

あの子は元気でやっているのかと時に思いま

す。あっ、此れは行けない、余談が過ぎまし

た、失礼!!』


『此処にお呼びしたのは、その剣と盾のグレ

ートアップにお越し頂きました』


『グレートアップ?』


『いかにも、その聖具は神の手で御造りにな

り、そして手にした者の忠実によってグレー

ドアップしていきます。これでまた最新の武

具に進化するという訳です』


『なぁ〜る程!!そのぉ〜、最新の武具です

がぁ〜、その進化されたところは何なのです

かぁ〜?』


『そうだな!!、気になるな、教えてくれ!

!』


『その前に此方へ、どーぞ!!』


 そうファーザーが案内した、そこは教会の

様な風景で神聖なる場所になっていた。


『剣と盾をこの聖台にお乗せ下さい』

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