不穏

 ササーンは牢獄から二人を連れ出し、城内

の探索を開始した、一体なぜクリアール星に

反乱が起こったのか?、そして目的は何なの

かを!!


『ササーン、取り敢えず衛生管理室に行こう、

あそこに良いアイテムがあるはずだ!!』


『・・・、グー!!』


『ここだ、確かこの辺りに、あったあった!

!これをつけてみろ!!』


『ア・ア、コエガデル、シャベレル、キカイ

オンダガシャベレルゾ!!』


『良かったな部隊長補佐ササーン!!』


 その頃ケーンたちはもう一隻の宇宙船を乗っ

取り次なる宇宙船の場所を目指していた。


『こう簡単に事が進むと気味が悪いな?、聖

夜はどう思う?』


『少し様子を見た方がいいんじゃないの?健

ちゃん!!』


『様子か?』

 そんな時間がないんだが、今頃クリアール

星ではオッパじまっているはずだ!!


『雫はどう思う?、この状況?』


『私も少し罠の様な気がする、二隻目を襲撃

して妙に警備部隊の人数が少なかったし、そ

れに私たちが去る寸前に何処かへ連絡してい

る様にも思えたから・・・』


『一体何を企んで嫌がる!!、こっちは急い

でいるんだよ!!』


 地球にいる反乱軍の動きに戸惑う三人、果

たして何を企んでいるのか知る由もなかった、

一方その頃ササーン率いる隠密部隊は情報を

集めるべく、探索を進めていた。


『クソ!!、ココハビッチリイヤガルナ、アッ

チヘマワロウ!!』


『ちょっと待て!!、あそこに反乱軍本部が

あるんじゃないか?、ほら、あそこに偉そう

な奴!!』


『タシカニ、エラソウダナ!!、ムシズガハ

シル、トラエルコトハデキンガ、カイワヲチョ

ウダイスルカ!!』


『おっついに出たな、ササーンの特技!!ス

パイダー作戦』


『ヘヘッ!!、オマエラ、ココデタイキシテ

ロ、チョックライッテクル!!』

 このスパイダー作戦はよくケーンとやって

たな!!、あの頃が懐かしいや!!

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