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2023年10月4日 20:34
ここまで拝読させていただいての感想です。 ブラックな会社の社畜だった主人公は生まれ変わっても社畜だった。 ここまでで、『うわあ、これはどんな方向性の物語なんだ?! 大丈夫なのか、主人公』とその身を案じたのですが(肉体的に)。 このままではバッドエンディングになってしまうということを知り、最初の選択ですでに詰んでるじゃないかと思いつつも、その動向を見守っていました。 初めにこの作品に触れた時にも少し物語の冒頭について感想を述べさせていただきましたが、まず冒頭の構成と流れが凄く好きです。非常に興味をそそる滑り出しとなっており、面白そうだなという感想を抱きました。 そして最初の選択の場面では自分ならどうするだろうか? と想像しその先を追っていましたが予想外の展開となり驚きました。 彼が知っている元のストーリーでは、力で押し進めていくものだったのだと思います。それを頭脳で切り抜けていくというのが非常に面白かった(興味深い)です。 全体的な雰囲気が中世ヨーロッパを舞台とした探偵ものという感じがし(決して探偵ものではないが)、彼が自分の特性と集めた題材(資料)をどう生かすのかワクワクしました。 協力者だったり部下などの意外性(性格や性質、言動)、そして彼らが関わることで計算外の展開になるところも見どころの一つだなと感じました。 主人公の行動が変わることで当然ながらゲームの主人公の運命は変わってしまうわけですが、彼がどんな結末を思い描いて行動しているのか非常に興味が湧きました。 ゆっくりにはなりますが、続きも楽しみに読ませていただきますね!(感想が分かりづらくて申し訳ないです)
作者からの返信
丁寧なご感想、本当にありがとうございます!この話を書く上で、ストーリーの意外性と納得度のバランスは常に意識して書くようにしていました。問題発生と解決編をテンポよく描写できていたら幸いです。また、王妃や(真の)主人公など、キャラクターが画一的でない造形であることと、そこが問題の根幹や解決に繋がる……という風に人物とストーリーを絡めていくことも心がけております。仰る通り、元のゲーム世界でのクレメントはどちらかと言えば人海戦術と(ヴォジェニ派という後ろ盾による)権力によって強引に目的を達成する人物であったはずです。しかし、本編では当人の変化してしまった性格や、破滅の未来を回避する関係上そうした行動に出る訳にも行かず……といったジレンマやおかしみを書けていたらと思っております。結果的に「わからないことはわからない」と言ってしまえる、ある種素直な人物に落ち着いているのは当人にとっても意外なことかもしれませんね。今後もクレメントの行く末には様々な人々が(時に意外な再登場のしかたをしつつ)関わっていく予定です。また、状況は刻々とエスカレートしていきます。例えば第二章はレアアイテムの競売とダンジョン攻略が絡むエピソードです。是非、見届けていただけましたら幸いです。お忙しい中、作品をお読みいただき、感想までいただけたこと、本当にありがたく思っています。今後ともどうぞよろしくお願いします。
ここまで拝読させていただいての感想です。
ブラックな会社の社畜だった主人公は生まれ変わっても社畜だった。
ここまでで、『うわあ、これはどんな方向性の物語なんだ?! 大丈夫なのか、主人公』とその身を案じたのですが(肉体的に)。
このままではバッドエンディングになってしまうということを知り、最初の選択ですでに詰んでるじゃないかと思いつつも、その動向を見守っていました。
初めにこの作品に触れた時にも少し物語の冒頭について感想を述べさせていただきましたが、まず冒頭の構成と流れが凄く好きです。非常に興味をそそる滑り出しとなっており、面白そうだなという感想を抱きました。
そして最初の選択の場面では自分ならどうするだろうか? と想像しその先を追っていましたが予想外の展開となり驚きました。
彼が知っている元のストーリーでは、力で押し進めていくものだったのだと思います。それを頭脳で切り抜けていくというのが非常に面白かった(興味深い)です。
全体的な雰囲気が中世ヨーロッパを舞台とした探偵ものという感じがし(決して探偵ものではないが)、彼が自分の特性と集めた題材(資料)をどう生かすのかワクワクしました。
協力者だったり部下などの意外性(性格や性質、言動)、そして彼らが関わることで計算外の展開になるところも見どころの一つだなと感じました。
主人公の行動が変わることで当然ながらゲームの主人公の運命は変わってしまうわけですが、彼がどんな結末を思い描いて行動しているのか非常に興味が湧きました。
ゆっくりにはなりますが、続きも楽しみに読ませていただきますね!
(感想が分かりづらくて申し訳ないです)
作者からの返信
丁寧なご感想、本当にありがとうございます!
この話を書く上で、ストーリーの意外性と納得度のバランスは常に意識して書くようにしていました。問題発生と解決編をテンポよく描写できていたら幸いです。また、王妃や(真の)主人公など、キャラクターが画一的でない造形であることと、そこが問題の根幹や解決に繋がる……という風に人物とストーリーを絡めていくことも心がけております。
仰る通り、元のゲーム世界でのクレメントはどちらかと言えば人海戦術と(ヴォジェニ派という後ろ盾による)権力によって強引に目的を達成する人物であったはずです。しかし、本編では当人の変化してしまった性格や、破滅の未来を回避する関係上そうした行動に出る訳にも行かず……といったジレンマやおかしみを書けていたらと思っております。結果的に「わからないことはわからない」と言ってしまえる、ある種素直な人物に落ち着いているのは当人にとっても意外なことかもしれませんね。
今後もクレメントの行く末には様々な人々が(時に意外な再登場のしかたをしつつ)関わっていく予定です。また、状況は刻々とエスカレートしていきます。例えば第二章はレアアイテムの競売とダンジョン攻略が絡むエピソードです。是非、見届けていただけましたら幸いです。
お忙しい中、作品をお読みいただき、感想までいただけたこと、本当にありがたく思っています。今後ともどうぞよろしくお願いします。