たいした事ではないですが、お話づくりに役立ちそうなこと
snowdrop
サポ限に書いていたこと1 創作のヒント
私の手元には、お話づくりについて書きまとめたノートがあります。
これらに書いてあることをまとめて、公開していこうと、以前から考えては、未だに実現できないでいます。
なので、作品を読んだ感想に用いることが多々あります。
それでも、感想に書けないことのほうが多いです。
いずれは、まとめて公開していくことを、今回少し、書いてみようと思います。
ジブリの鈴木敏夫というおじちゃんが、次のことを言いました。
「がんばらなくていい、才能を出してくれたなら」
持っている才能を出してくれたら、頑張らなくていい。でも、才能を出していないのなら頑張ってもらわなくては困ると、あのおじちゃんは周りの人にいってるわけです。
創作のヒントには四つある、といいます。
一つめは、とにかく人に聞く。
二つめは、どんな問いにも即答する。
三つめは、巨匠にもダメ出しをする。
四つめは、笑わせる。
何事にも興味を持ち、知らないことを誰かに聞いて教えてもらう姿勢は大切です。宮崎駿のおじちゃんも、わからないことがあれば、相手が年下だろうが誰だろうが人に聞くといいます。
鈴木敏夫は宮崎駿のおじちゃんに、あれやこれやと聞かれるそうです。
常にアンテナを張り巡らせておき、自分の中でまとめて言語化しておかなければ、すぐに答えられませんし、相手の間違いも正せません。
それができていれば、相手が巨匠であっても、そこはおかしいですよとダメ出しができるのです。
大事なのは四つ目の、笑わせるにあります。
ものを作っていくのは一人ではできません。
人間関係は大事だから、言いたいことを言い合いながらも、相手を笑わせられるユーモアのセンスを持ち合わせておいた方がいいそうです。
アニメとか漫画とか、映画などの創作にはたくさんの人間が関わるのはわかるけれど、小説は違うじゃないかと思うかもしれません。
だけれども、アイデアを考える時に友達と話したり、わからないことがあれば誰かに聞いたり調べたりするわけだし、最終選考まで残って受賞以降は編集とのやり取りも必要になってきます。
編集は敵ではなく、作品を一緒に作る仲間なのです。
なので、編集の言いなりになる必要はないし、意見も言ってかまいません。そのかわり、出来上がった作品は作者が責任を取らなくてはならないことを忘れてはいけません。
ゆえに、より良い作品にするために意見を出し合い、一緒に笑い会える関係もつくっていくことも忘れてはいけないのでしょう。
小説に限らず、ほとんどの仕事は何かを生み出し作っています。
生み出せば、使う誰かがいるのです。
小説なら読者です。
作者と読者の人間関係の中でも、相手を笑わせる茶目っ気は大事なんだと思います。
情報不足なのか、慢心か、勝手な思い込みか。
うまくいかないときは、これらが不足しているときです。
問題の解決をして、創造していく。
生きていくことにも当てはまります。
「解決」と「創造」
この二つの能力を高めることが、生きていくには必要なのでしょう。
偉くもない人が、偉そうなことを書いてみました。
なにかしら得るものがあったなら、幸いです。
■追記
二つ目の、「聞かれたら即答する」について。
たとえば技術屋の話でいえば、会社の社長が視察に来て「あれはどのくらいの馬力がでるのか」と聞かれたとします。
そのとき、もたついてはいけません。
おおよそでも間違っていてもいいので質問にすぐ答えます。
「あれは〇〇出せます」
答えた後、正しかったのかを調べ、間違っていたら「先程は〇〇と答えましたが、正確には△△です」と訂正の報告をすればいいのです。
こういうことは、普段のやり取りでもままあることだと思うので、活用できるといいと思います。
三つ目について。
ざっくばらんに話せる場面であっても、年上に対する接し方を抜きにしてはっきりものが言い合える間柄をつくっておけばいいのだけれども、初対面や付き合いの浅い場合は難しいです。
そんなときは、「不躾ながら」「不躾とは存じますが」「僭越ながら」「ご無礼をお許しください」などの枕言葉をつけて、敬語で意見を述べればいいのです。
そうやって徐々に親しくなっていけばいいと思います。
お話づくりのまとめがむずかしいのは、取っ掛かりがないというか、どこから始めたらいいのかがない点だと考えています。
なので、作品の感想を書く時に盛り込みやすいと感じています。
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