新しいお仕事

それは、突然のことだった

緊急会議

社長「朗報だ!でかい仕事を持ってきた」

と配られる資料

テレビ番組『アイドルたちの大クイズ会』

クイズ番組?

すうは「歌番組じゃないいんですか?」

社長「このクイズ大会で優勝したら。ライブができる権利を獲得できる!しかも箱だ!」

え、、箱?!!!

真「箱って、、」

社長「箱でのライブなんてしたことないだろ。」

キラキラと目を輝かせる

桃さんとすうはさん

真「クイズに勝てないと、、」

社長「ああ」

桃「クイズってどんな感じなんでしょうか」

社長「詳しくは知らない」

真「対策はしといたほうがいい、このチャンスを逃したらいつ人前でライブできるか分からない」

私達にとって、勝てばライブができるは

貴重なきっかけです。

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事務所の奥にある小さな部屋

緑林「ここは?」

すうは「ここは教室だよ」

教室?

桃「研究生のときには座学もあったので」

ここで、、ん?

緑林「あの、私が知る限りではこんな部屋、、ここしかない気が」

研究生時代から事務所が見てることは知っていますが

研究生はこの子たちだけじゃないはず

真「綺麗に残ってる教室はここだけかもね」

桃「私達以外にも研究生は居ましたし、デビューしたお方もおりました。でも、いつしか騒がしかった事務所は遠い過去のようにみんなやめてしまいました。あ、アイドル自体をやめたわけではないですよ!」

すうは「、、、、、、、、、、、、、、、、、」

真「今は、過去のことよりも未来のことだよ。クイズで勝てば、ステージに立てるなんてすごいことだから」

すうは「そんなに」

真「小さいステージなら立てるけど、大きいステージなんてなかなか立てないものだよ」

三人が勉強に励むなか

後ろにある本棚の三段目にある大きなアルバムのような冊子が視界に映る

好奇心で手に取る。

[僕ら、--期性]と書かれた表紙

見たい気持ちを我慢し元の場所に戻す。

緑林「私は、事務に戻りますね。」

今は、三人の邪魔をしてはいけない気がした。


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