第41話:レヒツァンカプリ

チャプタ―1

ここは、事務所である。

「とりあえず、十件は、解決。」

「どうやって、裁いた?」

「許可は?」

「貰ってなかった。」

「とにかく、誤って来い。」

「済いません。」

チャプタ―2

ここは、上空である。

「新しい幹部だ。」

「エスカレートです。」

「ターゲットです。」

「この二人が・・・。」

チャプタ―3

ここは、仲六郷である。

私は、間側と一緒に歩いていた。

「出てましたね。」

「どうなっているんだか?」

「結果的には、OK。」

「今回はな。ふーっ。」

「やったーっ。(心の声)」

チャプタ―4

ここは、矢口である。

そこには、エスカレートとターゲットが居た。

「いっぱいあるな。」

「相手を騙す力がね。」

「騙されてやんの。」

「掛りました。」

「その力、頂くぞ。」

「十人も居るなんて。」

エスカレートとターゲットは、騙しの力を吸収した。

「ウワーッ。」

チャプタ―5

ここは、事務所である。

「調べに行って来ます。」

「何処へ行く気?」

「あの案件関係?」

「はい。まだ、たくさんあります。」

「これじゃ、三か月近く掛かりそうだな。」

「山積みだね。」

「そ、そんなーっ。」

チャプタ―6

ここは、西蒲田である。

そこには、エスカレートとターゲットが居た。

「ここなら良さそうだ。」

「エスカレート。お願い。」

「出でよ、アッファ獣「アッファ河童」。」

エスカレートは、アッファ獣アッファ河童を誕生させた。

「何でございましょう?」

「街を破壊しろ。」

「仰せのままに。」

チャプタ―7

私は、仲六郷辺りで、情報を集めていた。

「後、五件か。」

そこへ、アッファ河童がやって来た。

「ウワーッ。キャーッ。」

「水びだしにしてくれる。」

「真犯人の特徴は、皿とくちばし?」

「クククッ。溺れさせてやる。」

「そこまでよ。レヒツァンチェンジ。」

私は、異彩弁護士 咋巧に変身した。

「な、何者だ?」

「破壊を裁く弁護士。異彩弁護士 咋巧。あなたを提訴します。」

「裁かれてたまるか。オマエタチ。」

アッファ河童は、十体ものオマエタチを召喚した。

「アケーッ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私は、拳や蹴りで、オマエタチ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―8

「喰らえ。水幻衝。」

アッファ河童は、水を想像して術を放った。

「ウワーッ。雷幻衝。」

私は、雷を想像して術を放った。

「ウワーッ。それなら、はーっ。」

アッファ河童は、口から、炎を吐き出した。

「熱っ。それなら、乾幻衝。」

私は、アッファ河童を乾燥させた。

「ひ、干からびてゆくーっ。」

「レヒツァンジャベリン。」

私は、レヒツァンジャベリンを構えた。

「斬幻衝。レヒツァン二ヒツリバイディング。」

私は、アッファ河童を一刀両断した。

「ギャーッ。」

アッファ河童は、爆発して消え去った。

「勝訴。」

チャプタ―9

そこへ、ティタニィーがやって来た。

「また、あなたが? 破壊の炭酸。」

ティタニィーは、アッファ河童を蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

「巨大化って、それは、ないよ。」

チャプタ―10

その時、空から、巨大なカモシカらしき者がやって来た。

「ここは、私に任せろ。」

「えっ? カモシカが喋った。」

「私は、カモシカではない。レヒツァンカプリという名の

 守護神獣だ。」

「あいつを倒して。」

「理解った。任せてくれ。」

「ごちゃごちゃと。水幻衝。」

アッファ河童は、水を想像して術を放った。

だが、レヒツァンカプリには、通じなかった。

「私には、通じないぞ。」

「それなら、はーっ。」

アッファ河童は、口から炎を吐き出した。

レヒツァンカプリは、強行突破した。

「レヒツァンクラッシュ。」

レヒツァンカプリは、アッファ河童に頭突きを喰らわせた。

「ギャーッ。」

アッファ河童は、爆発して消え去った。

チャプタ―11

ここは、上空である。

「また、敗れたか。」

「はい。あの弁護士が。」

「今回は、カモシカみたいのまで。」

「レヒツァンカプリの事かと。」

「ほう。気にするな。次の手がある。それまでは、続けてくれ。」

「仰せのままに。」

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