アーク刑事 激フレンズ ＳＥＡＳＯＮ５

第26話：破壊をあやす保育士

チャプタ―１

ここは、保育園である。

「地予朶。入園式の準備だ。」

「頂。机、こっちだよ。」

「済まない。」

「貼。何を見ているの？」

「新種の植物だって。」

「新種のか。へえーっ。」

チャプタ―２

ここは、港南である。

そこには、ティタニィーが居た。

「仕方ない。私が、エトゼン獣になって。」

ティタニィーは、エトゼン獣「エトゼンジェネリック」と化した。

「待っていなさい、地予朶。」

チャプタ―３

その頃、私は、レストランで昼食を食べていた。

「ごちそうさまっと。」

私は、会計を済ませてから、外へ出た。

外は、乱撃ライカン兵だらけになっていた。

「アカーッ。」

「何で、こんなに乱撃ライカン兵が？」

そこへ、キンダーガルエフがやって来た。

「地予朶。さっさと乗ってくれ。」

「理解ったわ。」

私は、キンダーガルエフに乗って、キンダーガルエフのレーザーを

放ちながら、突破した。

「キエーッ。」

チャプタ―４

ここは、白井市である。

そこには、エトゼンジェネリックが居て、街を破壊していた。

「クククッ。もっと、破壊してあげる。」

「ウワーッ。キャーッ。」

そこへ、私は、辿り着いた。

「キンダーガルチェンジ。」

私は、安易保育士　地予朶　ヘカテモードに変身した。

「地予朶。しっかり捕まってな。」

キンダーガルエフは、エトゼンジェネリックに前輪を喰らわせた。

「ウワーッ。な、何者だ？」

「破壊をあやす保育士。安易保育士　地予朶。おはようございます。」

「乱撃ライカン兵。」

エトゼンジェネリックは、十体もの乱撃ライカン兵を召喚した。

「アカーッ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私は、拳や蹴りで、乱撃ライカン兵達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプター５

「喰らえ。電幻衝。」

エトゼンジェネリックは、触手から、電流を放った。

「ウワーッ。でも、これくらい、何ともない。キンダーガルシックル。はーっ。」

私は、キンダーガルシックルで、エトゼンジェネリックの触手を斬り裂いた。

「ヌオワーッ。幻衝光線。」

エトゼンジェネリックは、幻衝力の光線を放った。

「キンダーガルスプラッシャー。」

私は、キンダーガルスプラッシャーを構えた。

「キンダーガルヴェサーウェイビング。」

二人の技は、ぶつかって大爆発した。

「ウワーッ。」

「ウワーッ。でも、まだ、戦える。」

「な、何をする気だ？」

「聖幻衝。キンダーガルヴェサーベネベルン。」

私は、ティタニィーを浄化した。

「き、きまった。べ、べ、ベクヴェーム。」

エトゼンジェネリックは、ティタニィーに戻った。

「さようなら。」

「ちっ。こんなはずでは。」

ティタニィーは、消えるように去って行った。

チャプタ―６

そこへ、キンダーガルヒポポタムスがやって来た。

「地予朶。アプライの元へ向かうぞ。」

「どうやって、行けば？」

「心配するな。私に乗れ。」

「理解ったわ。」

私は、キンダーガルヒポポタムスに飛び乗った。

キンダーガルヒポポタムスは、宇宙へ出た。

「カイザーモード。」

私は、キンダーガルヒポポタムスを人型に変形させた。

「キンダーガルフリート。」

チャプタ―７

私達は、アプライの元へ辿り着いた。

「よくぞ、ここまで来た。我が名は、恒星型巨大獣帝アプライ。

　全てを凍てつかせる者なり。」

「そんな事、させない。」

「阻止してみせる。」

「そんな事、出来るものか。私は、あまえられなかった感情の塊。

　倒せる訳が無い。」

アプライは、両手から、幻衝力の強烈過ぎる無属性の炎を放った。

「ウワーッ。」

チャプタ―８

「全て、消してくれる。フハハハーッ。」

「地予朶。大丈夫か？」

「うん。でも、これで、倒せるかも？」

「どうするんだ？」

「私がアプライをあやす。」

「理解った。」

「アプライ。あなたをあやす。」

「ふざけた事を。」

アプライは、全身から破壊の波動を放ったが、私は、強行突破した。

「何っ？」

「ヘカテモードの力を解放してでも、あなたをあやしてみせる。」

私は、アプライの攻撃をよけきってから、ヘカテモードのパワーを解放した。

「キンダーガルベネベルンリーベ。」

私は、ブレードギラーから、気と魔力と幻衝力を同時に放った。

「どうして、みんな、僕を。」

「君は、一人じゃないよ。」

「えっ？　それって、本当？」

「だから、もう、安心して。」

「うん。あれ、涙が・・・。」

チャプタ―９

「や、止めろーっ。それ以上、我をあやすな。」

「もう、怯えなくて良いんだよ。」

「あ”あ”あ”－－－っ。」

アプライは、おとなしくなった。

「地予朶。ありがとう。これで、安心したよ。」

アプライは、超新星爆発みたいに大爆発して消滅した。

チャプタ―１０

三日目、私は、この事件の真犯人の情報を入手した。

「キンダーガルエフ。この人物の居場所、理解る？」

「きっと、この近くに居るはずだ。」

私は、海ほたるへ辿り着いた。

チャプタ―１１

外へ出ると、そこには、犯人が居た。

名前は、首領。

誰だか、さっぱり、理解らない。

「アプライが敗れたか。」

「キンダーガルチェンジ。」

私は、安易保育士　地予朶に変身した。

「そこまでよ。」

「な、何者だ？」

「破壊をあやす保育士。安易保育士　地予朶。おはようございます。」

「ライカン兵。」

首領は、十体ものライカン兵を召喚した。

「キエーッ。」

「シュート。」

私は、ライカン兵達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―１２

「さすが、安易保育士。だが、これは、防げまい。」

「何を企んでいるの？」

「喰らえ。必殺、遮断機大音量。」

首領は、遮断機に耳をくっつけて、遮断機の音を直接聴いた。

「ウワーッ。どうだ、参ったか？」

「何も、喰らってないけど？」

「何ーっ？　仕方ない。逃走。」

「逃がさない。脚幻衝。」

私は、飛び上がってから、一回転し、フルパワーの蹴りを決めた。

「ウワーッ。だが、一つくらい。」

首領は、フルフェイスのマスクの下にフルフェイスのマスクをかぶっている為、

誰だか理解らない。

「またな、地予朶。フハハハーッ。」

首領は、二等辺三角形の飛行物体に乗って、空の彼方へ飛び去った。

「何なのよーっ。」

エピローグ

チャプタ―１

ここは、保育園である。

そこには、頂と貼が居た。

「地予朶の奴、戻って来るかな？」

「きっと、戻って来るよ。」

「だと、良いんだけど？」

チャプタ―２

その頃、私は、キンダーガルエフに乗って、何処かを走っていた。

「戻らなくて、良いのか？」

「だと、良いんだけど？」

「うん。行こう。」

「何処までも、ついて行くぜ。」

「任せるよ。」

チャプタ―３

私が、何処へ行ったかって？

それは、想像にお任せします。

それじゃ、またね。

破壊をあやす保育士。安易保育士　地予朶。おはようございます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―完―