第25話:多異との対決
チャプタ―1
ここは、スカイツリーのてっぺんである。
そこには、多異が居た。
「クククッ。ここでなら、地予朶も来るはず。」
多異は、幻衝怪「イデオロギー」に変身した。
「誘き出してくれる。」
チャプタ―2
ここは、保育園である。
「卒園式。無事に終わった。」
「な、泣けるーっ。」
「さみしいものだな。ふっ。」
「これで、一安心ですね。」
「さて、これから、どうします?」
「閉めて、帰ろう。」
チャプタ―3
ここは、押上である。
私は、そこで、夕食を済ませてから、外へ出た。
「これで、良し。さてと。」
そこへ、キンダーガルエフがやって来た。
「どうかしたの?」
「ここから、離れるぞ。さあ、早く。」
私は、キンダーガルエフに乗って、走り出した。
チャプタ―4
外には、イデオロギーが居て、待ち構えていた。
「地予朶。ここで、消えてもらおう。」
イデオロギーは、恐魔丸を右手に持って構えた。
「恐魔丸幻衝波。」
イデオロギーは、恐魔丸から、幻衝力を放った。
「ウワーッ。」
私は、その場に倒れて、気絶した。
「この程度とはね。」
イデオロギーは、消えるように去って行った。
チャプタ―5
その頃、頂と貼は、東小岩に居た。
「地予朶の奴、本当に大丈夫なのか?」
「たぶんね。待ちましょう。」
そこへ、ティタニィーがやって来た。
「フフフッ。ここで、始末してあげる。」
チャプタ―6
ここは、スカイツリーのてっぺんである。
そこには、イデオロギーが居た。
「アプライ様。御出で下さい。召幻衝。」
イデオロギーは、恒星型巨大獣帝「アプライ」を太陽系へ召喚した。
「イデオロギーよ。準備は、良いのか?」
「はい。もうそろそろかと。」
「ほう。楽しみにしているぞ。」
「ありがたき幸せ。」
チャプタ―7
その頃、私は、東小岩で、ティタニィーと戦っていた。
「頂と貼に、手出しはさせない。」
「んな事、言ってられるのかしら?」
「何を企んでいるの?」
「アプライ様が来るまでの時間稼ぎよ。」
ティタニィーは、消えるように去って行った。
「二人とも、大丈夫?」
「ああ。怪我は、してない。」
「地予朶。ありがとう。」
「良いって。」
チャプタ―8
ここは、南千住である。
そこには、多異が居た。
「ここから、吹き飛ばそうかしら?」
そこへ、ティタニィーがやって来た。
「多異様。アプライ様は?」
「もうしばらく、待て。」
チャプタ―9
私は、キンダーガルエフに乗って、多異を捜していた。
「この方向で、良いの?」
「気配は、感じるな。」
キンダーガルエフは、加速した。
チャプタ―10
私は、南千住へ辿り着いた。
「キンダーガルチェンジ。」
私は、安易保育士 地予朶 ヘカテモードに変身した。
「そこまでよ。」
「な、何者だ?」
「破壊をあやす保育士。安易保育士 地予朶。おはようございます。」
「ティタニィー。お前は、見物でもしてて。」
「し、しかし、仰せのままに。」
ティタニィーは、建物の中に隠れた。
「多異。あなたを倒す。」
「活気が良いわね。決着をつけてあげる。」
多異は、イデオロギーに変身した。
「恐魔丸風迅斬。」
イデオロギーは、恐魔丸から、強烈な風を放った。
「ウワーッ。斬幻衝。連幻衝。乱幻衝。」
「そう来るのね。恐魔丸無双。」
私とイデオロギーは、互いを斬りまくった。
「ウワーッ。」
「ヌオワーッ。」
「まだ、戦うつもりなの?」
「ふっ。今さら、どうにも出来ないわよ。恐魔丸不死鳥斬。」
「ブレードギラーヴェサーフェニックス。」
私とイデオロギーは、激突した。
「地予朶。私に止めを刺せ。」
そこへ、貼がやって来た。
「多異。もう、止めて。」
「邪魔しないで。」
その時、アプライは、イデオロギーを巨大化させた。
「グオーッ。」
チャプタ―11
そこへ、キンダーガルフリートがやって来た。
「地予朶。早く乗ってくれ。」
「理解った。」
私は、キンダーガルフリートに飛び乗った。
「はーっ。」
イデオロギーは、藍色のブレスを吐き出した。
「ウワーッ。」
「もう二回で、アウトだ。」
「クククッ。アプライ様の命令よ。イデオロギーメルト。」
イデオロギーは、青い無属性の炎を放った。
「ウワーッ。強過ぎる。」
「仕方ない。キンダーガルバズーカ。」
キンダーガルフリートは、キンダーガルバズーカを両手で持って構えた。
「キンダーガルヴェサースプラッシュ。」
キンダーガルフリートは、イデオロギーではなく、アプライを狙撃した。
「何っ?」
アプライは、幻衝力で防いだ。
「こしゃくなまねを。」
「地予朶。今のうちに。」
私は、キンダーガルフリートから、飛び降りた。
「私は、イデオロギーよ。いや、違う。ウワアーッ。」
イデオロギーは、のたうち回りだした。
「私が助ける。キンダーガルスプラッシャー。」
私は、キンダーガルスプラッシャーを構えた。
「聖幻衝。キンダーガルヴェサーベネベルン。」
私は、イデオロギーを浄化した。
「ベクヴェーーーム。」
イデオロギーは、人間に戻った。
「さようなら。」
「イデオロギー様が。」
ティタニィーは、消えるように去って行った。
チャプタ―12
「地予朶。多異を救ってくれてありがとう。」
「良いって。気にしないで。」
「地予朶さん。アプライは、危険です。」
「でも、私が何とかしてみせる。」
「貼。あの人って・・・。」
「気にしないで良いよ。正義感が強い人だから。」
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