第11話:悪の哀願看護師
チャプタ―1
ここは、病院の屋上である。
そこには、落とティタニィーが居た。
「この力は、リベラル様の物よ。」
「何ですと?」
そこへ、超新星爆発型巨大獣帝「リベラル」が君臨したと言っても、
地球と火星の間だけどね。
「リベラル様。よくぞ、ここまで。」
「落よ。一気に攻めるぞ。」
「それだけは、もう少し、お待ちを。」
「良かろう。だが、あまり待てんぞ。」
チャプタ―2
ここは、日本橋室町である。
私と張と牡吏は、喫茶店で話をしていた。
「どうやって、取り戻すんですか?」
「それは、デバッグを倒して。」
「私の武器、使います?」
「貸してくれるのか?」
「はい。任せました。」
「吏他。済まん。」
「良いって、良いって。」
私は、張にプフレースピアを、
牡吏にプフレーブラスターを手渡した。
チャプタ―3
ここは、六本木である。
そこには、ティタニィーが居た。
「ここなら、良さそうね。デバッグ。」
ティタニィーは、十体ものデバッグを召喚した。
「アオ―ッ。」
「破壊しちゃって。」
「アオ―ッ。」
デバッグ達は、街を破壊し始めた。
「ウワーッ。キャーッ。」
「フフフッ。これで来るはず。」
チャプタ―4
私は、プフレーイーに乗って、そこへ辿り着いた。
「吏他。武器一つで行けるのか?」
「行ける。行ってみせる。プフレーチェンジ。」
私は、哀願看護師 吏他 フォルトモードに変身した。
「そこまでよ。」
「な、何者だ?」
「破壊を手当てする看護師。哀願看護師 吏他。御来院ですね?」
「デバッグ。」
「アオ―ッ。」
「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」
私は、拳や蹴りで、デバッグ達を一掃した。
「キエーッ。」
チャプタ―5
「やるわね。喰らえ。炎幻衝。雷幻衝。氷幻衝。」
ティタニィーは、炎と雷と氷を同時に想像して術を放った。
「ウワーッ。水幻衝。」
私は、水を想像して術を放ったが、跳ね返された。
「ウワーッ。プフレーバズーカ。」
私は、プフレーバズーカを構えた。
「プフレーフリージング。」
私は、ティタニィーを狙撃した。
「ウワーッ。ま、まだよ。」
チャプタ―6
そこへ、落がやって来た。
「ティタニィー。ここは、ひとまず、引け。」
「で、ですが・・・。理解りました。」
「逃げす訳には、いかない。」
「ふっ。移幻衝。過去を知るが良い。フハハハーッ。」
私は、過去へ飛ばされた。
チャプタ―7
ここは、過去である。
「ここは、研究所? あれは、私?」
「おお。吏他。こっちだ。」
「はい。これで、どうですか?」
「良いわね。さすが、核酸操作人間。」
「私が、核酸操作人間? どういう事?」
私は、資料室へ入った。
チャプタ―8
私は、一つの資料を棚から取り出して、机の上に置いた。
「何々、核酸操作人間 吏他? これって、違法な実験?」
そこへ、落がやって来た。
「それが、お前の真実だ。」
私と落は、現在へ戻った。
チャプタ―9
「出でよ、「哀願看護師 暗愚」。哀願看護師 吏他を始末せよ。」
落は、恐魔丸の刃先から、哀願看護師 暗愚を召喚した。
「仰せのままに。」
「プフレーバズーカだけで、戦うしかない。」
「遅いわね。瞬幻衝。」
暗愚は、異常な程、素早くなった。
「プフレーバズーカ。溜幻衝。」
「こちらから行くわよ。アトロトスピア。アトロトブラスター。
連幻衝。乱幻衝。」
暗愚は、私を斬りまくりつつ、狙撃しまくった。
「ウワーッ。今しかない。プフレーケアフリージングフルパワー。」
私は、暗愚を狙撃したが、全く通じなかった。
「痛くも痒くも無い。アトロトバズーカ。」
暗愚は、アトロトバズーカを構えた。
「アトロトペインフリージング。」
暗愚は、私を狙撃した。
「ウワーッ。強過ぎる。」
「止めよ。ブレードギラー。」
暗愚は、ブレードギラーという名の武器を構えた。
「確実に始末される。」
チャプタ―10
その時、私の目の前に、ブレードギラーが出現した。
「これが、ブレードギラー?」
私は、ブレードギラーを手に取った。
すると、私は、銀色の光に包まれて、ディーテモードになった。
「フフフッ。終わりよ。ブレードギラーペインフェニックス。」
暗愚は、不死鳥に姿を変えて、突撃して来た。
私は、突撃して来た暗愚に、ブレードギラーを突き刺した。
「ギャーッ。」
暗愚は、大爆発した。
「ティタニィー。何とかしろ。」
「と言われましても。私には・・・。」
「プフレーバズーカ。三人ともまとめて。」
私は、プフレーバズーカを構えた。
「プフレーツフォーアコメンド。」
私は、落とティタニィーと暗愚を同時に浄化した。
「ベタンデ・・・って、落様?」
「ベタンデン。」
暗愚は、消滅した。
落とティタニィーは、消えるように去って行った。
「御大事に。」
チャプタ―11
そこへ、衛星型巨大獣帝「蟠り」が出現し、街を破壊し始めた。
「ギギーッ。」
「ウワーッ。キャーッ。」
「召幻衝。プフレーロデンティア。」
私は、召喚したプフレーロデンティアに飛び乗った。
「カイザーモード。」
私は、プフレーロデンティアを人型に変形させた。
「プフレーフリート。」
チャプタ―12
「ギギーッ。」
蟠りは、ハサミ状の両手で、プフレーフリートを斬り裂いた。
「ウワーッ。プフレーフリート。大丈夫?」
「ああ。第二の攻撃が来るぞ。」
「ギギーッ。」
蟠りは、幻衝力のブレスを吐き出した。
「ウワーッ。プフレーキャノン。」
プフレーフリートは、プフレーキャノンを両手で持って構えた。
「プフレーケアボルケーノ。」
プフレーフリートは、蟠りを狙撃した。
「グウーッ。」
蟠りは、爆発して消え去った。
チャプタ―13
ここは、病院の屋上である。
「ティタニィー。良くぞ、落を助けた。」
「ありがたき幸せにございます。」
「リベラル様。この次は、この第棒 落にお任せを。」
「良かろう。お前の力を奴に見せつけてやれ。」
「仰せのままに。」
落は、消えるように去って行った。
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