第12話:病院を取り戻せ

チャプタ―1

ここは、病院の駐車場である。

そこには、張と牡吏が居た。

「私は、地下から行く。牡吏。お前は、

 裏口から行ってくれ。」

「理解りました。」

張と牡吏は、二手に別れた。

チャプタ―2

その頃、私は、プフレーイーに乗って、

赤坂から、病院へ向かって走っていた。

「プフレーイー。もっと早く行けない?」

「これ以上は、無理だ。済まない。」

チャプタ―3

その頃、張は、デバッグの大群と戦っていた。

「アオ―ッ。」

「そりゃーっ。はーっ。でえーい。」

「キエーッ。」

「地下のフロアは、これでOKだな。」

張は、三階へと進んだ。

牡吏は、デバッグの頭上を飛び越えた。

「アオ―ッ?」

「はいはい。プフレーブラスター。シュート。」

牡吏は、デバッグ達を狙撃しまくった。

「キエーッ。」

「これで、上へ行ける。」

牡吏は、二階へと進んだ。

チャプタ―4

ここは、高輪である。

私は、そこで、落と遭遇した。

「クククッ。ここまで来るとはな。」

「この私をなめないでくれる?」

「おい、吏他。奴の挑発にのるな。」

「お前で、この刀の切れ味を試してあげる。」

「何を言っているの?」

「吏他。逃げるぞ。」

「そうは、いくか。石幻衝。」

プフレーイーは、石化した。

「プフレーチェンジ。」

私は、哀願看護師 吏他 ディーテモードに変身した。

「ほう。変身したか。」

落は、恐魔丸を構えた。

「恐魔丸獄炎。」

落は、恐魔丸の刃先から、炎を放った。

「ウワーッ。凄いパワー。」

「くたばれ、吏他。恐魔丸無双。」

落は、私を斬りまくった。

私は、変身が解けて気絶した。

「大した事は、無いわね。フフフッ。」

落は、消えるように去って行った。

チャプタ―5

その頃、張と牡吏は、最上階にある院長室の扉の前に居た。

「よく、ここまで辿り着いたな。」

「師長。残るは、ここと屋上のみです。」

張は、蹴りで扉を開けた。

そこには、ティタニィーが居た。

チャプタ―6

「私が相手よ。重幻衝。」

ティタニィーは、重力を想像して術を放った。

「ウワーッ。」

「師長。ここは、私が。」

「待て。牡吏。プフレーブラスターを渡してくれ。」

牡吏は、張にプフレーブラスターを手渡した。

「来なさい。フフフッ。」

「どうするんですか?」

「一気に突っ込む。おりゃーっ。」

張は、ティタニィーが作り上げた幻衝力の結界を突破した。

「ば、馬鹿な。」

「フルパワーのシュート。そして、ブレイク。」

張は、フルパワーで、ティタニィーを狙撃しつつ、斬り裂いた。

「ウワーッ。こ、こんなはずでは。」

チャプタ―7

そこへ、落がやって来た。

「ティタニィー。下がっていろ。」

「仰せのままに。」

「恐魔丸幻衝波。」

落は、恐魔丸の刃先から、幻衝力を放って、

張と牡吏を病院の外へ吹き飛ばした。

「ウワーッ。」

チャプタ―8

私は、気が付いた。

「プフレーイー。ここで待ってて。」

私は、走りながら、病院へ向かった。

そこへ、落がやって来た。

「巨大化した私と勝負しなさい。ティタニィー。」

「ははーっ。幻衝力サプリメント。」

ティタニィーは、落を巨大化させた。

「グオーッ。これが、私の本性よ。名は、ロンダリング。」

落は、ロンダリングという名の幻衝怪に変身した。

「召幻衝。プフレーロデンティア。」

私は、召喚したプフレーロデンティアに飛び乗った。

「カイザーモード。」

私は、プフレーロデンティアを人型に変形させた。

「プフレーフリート。」

チャプタ―9

「恐魔丸獄炎。」

ロンダリングは、恐魔丸の刃先から、炎を放った。

「ウワーッ。何て熱さなの?」

「あの刀さえ、どうにか出来れば。」

「プフレーフリート。耐えられる?」

「ああ。それより、あの刀を。」

「理解った。ブレードギラー。」

私は、ブレードギラーを構えた。

「何をするつもりだ?」

私は、プフレーフリートから降りて、ロンダリングの腕に飛び移った。

「ん、吏他が、居ない?」

「私なら、ここよ。でえーい。」

私は、恐魔丸にブレードギラーを突き刺した。

恐魔丸は、砕け散った。

チャプタ―10

「な、何という事を。」

「プフレーフリート。決めるよ。」

「理解った。行くぞ。」

私は、プフレーフリートの中へ戻った。

「ふざけないで。アトロトフレア。」

ロンダリングは、幻衝力の重火器を放った。

「次は、アトロトスコープ。」

ロンダリングは、幻衝力の光を放った。

「そして、アトロトナックル。」

ロンダリングは、飛行して、プフレーフリートに拳を決めようとしたが、

プフレーフリートは、プフレーシールドで防いだ。

「プフレーケアボルケーノフルパワー。」

プフレーフリートは、ロンダリングに全エネルギーをぶつけた。

「プフレーフリート。大丈夫?」

「心配なら、要らない。」

「ヌオワーッ。こ、この次は、ぐへっ。」

ロンダリングは、爆発して、元の大きさに戻って、

体を抱えながら消えるように去って行った。

チャプタ―11

私は、病院へ辿り着いて、張と牡吏に合流した。

「吏他。無事か。良かった。」

「病院は?」

「まだ、取り返せない。」

「ティタニィーさえ、何とかすれば。」

「師長と牡吏は、休んでて下さい。」

「気を付けてな。」

私は、病院の中へと進んだ。

チャプタ―12

ここは、病院の屋上である。

「リベラル様。申し訳ございません。」

「落。ティタニィーと協力して、この街を破壊せよ。」

「仰せのままに。くっ。まだ、治っていないのか。」

「このリベラルの力を。クククッ。」

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