第8話:スローガンとの対決

チャプタ―1

ここは、廃墟と化した病院である。

「スローガンよ。」

「師長。何でございますか?」

「哀願看護師 吏他を始末して来い。」

「も、もう少し、お待ちを。」

チャプタ―2

ここは、八重洲である。

私は、プフレーイーに乗って、怪我人を捜していた。

「一人も居ないみたいね。」

「それは、何よりだ。」

そこへ、落がやって来た。

「クククッ。初めまして。私は、第棒 落。」

「もしかして、私の事を知っているの?」

「ええ。良くも悪くも。フフフッ。」

「吏他。逃げるぞ。しっかり捕まってな。」

「理解った。でも、何で?」

「そのうち、理解るさ。」

私は、プフレーイーに乗って、走り去って行った。

「あいつが、吏他ね。」

チャプタ―3

ここは、上池袋である。

そこには、スローガンとクライムが居た。

「次は、俺が行く。」

「行くって、何処へ?」

「哀願看護師 吏他を退治しに。」

「アトロト獣にでもなるの?」

「そのまま、戦ってくれる。」

チャプタ―4

ここは、病院である。

「牡吏。ちょっと、良いか?」

「はい。」

張と牡吏は、屋上へ出た。

「吏他が戦っているのは、知っているか?」

「どおりで、居ない訳だ。」

「この病院は、第棒 落が狙っている。」

「それで、どうするんですか?」

「取り壊すしかない。」

「え”-っ。」

チャプタ―5

ここは、廃墟と化した病院である。

そこには、落とスローガンが居た。

「スローガンよ。街を破壊して来い。」

「アトロト獣にして下さい。」

「それは、出来ない。」

「仰せのままに。」

スローガンは、消えるように去って行った。

「これで、惑星型巨大獣帝「リベラル」様が、

 君臨なされるはずだ。」

チャプタ―6

ここは、有楽町である。

そこには、スローガンとクライムと十体ものデバッグが居て、

街を破壊していた。

「クククッ。もっと破壊しろ。」

「派手に、激しくね。」

「アオ―ッ。」

「ウワーッ。キャーッ。」

チャプタ―7

そこへ、私は、辿り着いた。

「吏他。二対一だぞ?」

「理解ってる。プフレーチェンジ。」

私は、哀願看護師 吏他 フォルトモードに変身した。

「そこまでよ。」

「な、何者だ?」

「破壊を手当てする看護師。哀願看護師 吏他。御来院ですね?」

「デバッグ。」

「アオ―ッ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私は、拳や蹴りで、デバッグ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―8

「アトロトストレート。」

スローガンは、刃先から幻衝力を放った。

「ウワーッ。でも、これくらいなら。」

「斬幻衝。連幻衝。乱幻衝。」

「斬幻衝。連幻衝。乱幻衝。」

私とスローガンは、互いに斬りまくった。

「ウワーッ。や、やるな。」

「ウワーッ。くっ。」

「決着をつけるぞ。」

「理解った。プフレースピア。」

私とスローガンは、互いに構えた。

「いくぞ。フハハハーッ。」

そこへ、張がやって来た。

「吏他。スローガンを浄化するんだ。倒しては、いけない。」

「理解りました。停幻衝。」

私は、スローガンを一時的に停めた。

「う、動けない?」

「プフレーバズーカ。」

私は、プフレーバズーカを構えた。

「聖幻衝。プフレーツフォーアコメンド。」

私は、スローガンを浄化した。

「私は、何というのものをかかげていたのだ? 

 でも、これで戻れる。ベダンゲン。」

スローガンは、ハヤブサだった。

「御大事に。」

チャプタ―9

そこへ、ティタニィーがやって来た。

「スローガンを元に戻すとは。幻幻衝。」

ティタニィーは、巨大なスローガンの幻覚を出現させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。プフレーロデンティア。」

私は、召喚したプフレーロデンティアに飛び乗った。

「カイザーモード。」

私は、プフレーロデンティアを人型に変形させた。

「プフレーフリート。」

チャプタ―10

「いくぞ。フハハハーッ。」

「プフレーシミター。プフレーシールド。」

「これなら、戦える。はーっ。」

スローガンの幻覚とプフレーフリートは、互いを斬りまくった。

「ウワーッ。ヌククッ。」

「ウワーッ。」

「一回で決めるぞ。」

「斬ってくれる。」

スローガンの幻覚は、突撃して来た。

「斬幻衝。プフレーケアスライサー。」

プフレーフリートは、スローガンの幻覚を一刀両断した。

「ギャーッ。」

スローガンの幻覚は、爆発して消え去った。

チャプタ―11

ここは、南池袋である。

そこには、クライムとティタニィーが居た。

「スローガンが敗れちゃった。」

「クライム。これ、知ってる?」

ティタニィーは、落の映像を見せた。

「こ、これって?」

「落は、スローガンもクライムも必要ないみたい。」

「それじゃ、私とスローガンって、・・・。」

クライムは、唖然とした。

チャプタ―12

ここは、病院である。

「吏他。お帰り。」

「牡吏。まだ、居たの?」

「ああ。休憩してただけだけど?」

「ふーん。いつも通りで良いよ。」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る