第7話:フォルトモード
チャプタ―1
ここは、千駄ヶ谷である。
私は、プフレーイーに乗って、怪我人捜しをしていた。
「怪我人は、一人も無しと。」
「ん、事故みたいだぞ。」
「レベルは、3か。急ごう。」
チャプター2
ここは、代々木である。
そこには、スローガンが居た。
「何のアトロト獣にすっか?」
「薬品なんて、どう?」
「良いかもな。」
チャプタ―3
ここは、病院である。
「牡吏。どうした?」
「エコー診断用のゼリーがありません。」
「まさか、あいつが持って行ったのか?」
「だと、思われます。」
「一体、何の為に?」
チャプタ―4
ここは、廃墟と化した病院である。
「ティタニィー。作戦は、うまくいっているのか?」
「はい。後は、あいつの技を入手するのみです。」
「そうか。ならば良い。続けよ。」
チャプタ―5
ここは、円山町である。
スローガンとクライムは、薬品を盗みまくっていた。
「ウワーッ。キャーッ。」
「もっと、回収してくれる。」
「これで、十件目よ。」
「もう、良いか。クククッ。」
「後は、ティタニィーが持ってきたこのゼリーを。」
「出でよ、アトロト獣「アトロトゼリー」。」
スローガンは、アトロト獣アトロトゼリーを誕生させた。
「ぐふふふーっ。」
チャプタ―6
ここは、神山町である。
私は、怪我人の応急処置をしていた。
「切り傷、骨折に、やけどね。」
私は、プフレーイーに乗って、その場を後にした。
しばらく走っていると、そこへ、アトロトゼリーがやって来た。
「お前の技、喰らってくれる。」
「プフレーイー。そこら辺で、待ってて。」
「理解った。隠れてるぜ。」
プフレーイーは、走り去って行った。
「プフレーチェンジ。」
私は、哀願看護師 吏他に変身した。
「な、何者だ?」
「破壊を手当てする看護師。哀願看護師 吏他。御来院ですね。」
「デバッグ。」
アトロトゼリーは、十体ものデバッグを召喚した。
「アオ―ッ。」
「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」
私は、拳や蹴りで、デバッグ達を一掃した。
「キエーッ。」
チャプタ―7
「喰らえ。溶幻衝。」
アトロトゼリーは、溶けるのを想像して術を放った。
「ウワーッ。溶けてるし・・・。」
「もう一回。クククッ。」
「アトロトブラスター。狙幻衝。シュート。」
私は、アトロトゼリーを狙撃した。
「ウワーッ。一つ吸収。」
「プフレースピア。斬幻衝。プフレーリバイディング。」
私は、アトロトゼリーを一刀両断しようとしたが、
アトロトゼリーには、通じなかった。
「二つ目、吸収。」
「狙幻衝。連幻衝。乱幻衝。プフレーブラスター。フルパワーシュート。」
私は、アトロトゼリーをフルパワーで狙撃した。
「三つ目、吸収。ウ、ウワーッ。」
「技を全て吸収された?」
「これでも喰らえ。返幻衝。」
アトロトゼリーは、ダメージをそのまま、跳ね返した。
「ウワーッ。これじゃ、勝てない。」
チャプタ―8
「そのまま、くたばれ。」
その時、私は、白い光に包まれて、フォルトモードになった。
「こ、この姿は、もしかして、パワーアップ?」
「何ーっ?」
「哀願看護師 吏他。フォルトモード。」
「その技も吸収してくれる。」
「それなら、いくわよ。プフレーバズーカ。」
私は、プフレーバズーカを構えた。
「さあ、来い。」
「プフレーケアフリージング。」
私は、アトロトゼリーを狙撃した。
「吸収出来たぜ。ん、あれ?」
アトロトゼリーは、爆発して消え去った。
「御大事に。」
チャプタ―9
そこへ、ティタニィーがやって来た。
「アトロトゼリー。御苦労。幻衝力サプリメント。」
ティタニィーは、アトロトゼリーを蘇生し巨大化させた。
「グオーッ。」
「召幻衝。プフレーロデンティア。」
私は、召喚したプフレーロデンティアに飛び乗った。
「カイザーモード。」
私は、プフレーロデンティアを人型に変形させた。
「プフレーフリート。」
チャプタ―10
「溶幻衝。溶けてしまえ。」
アトロトゼリーは、溶けるのを想像して術を放った。
「ウワーッ。」
「凄い溶解力だ。」
「プフレーファング。」
プフレーフリートは、プフレーファングを右手に装着した。
「さあ、来い。」
「どうやって、倒す気だ?」
「フルパワーで決めるのみよ。」
「来ないなら、こっちからいくぞ。はーっ。」
アトロトゼリーは、突撃して来た。
「拳幻衝。プフレーケアドライブフルパワー。」
プフレーフリートは、アトロトゼリーにフルパワーの拳を決めた。
「ギャーッ。でも、これで良い。」
アトロトゼリーは、爆発して消え去った。
チャプタ―11
ここは、廃墟と化した病院である。
「ティタニィー。材料は、揃ったのか?」
「はい。これで、やっと作製出来ます。」
「ならば、実行するが良い。」
「仰せのままに。」
チャプタ―12
ここは、病院である。
「吏他。遅かったな。」
「済いません。」
「気にするな。私も昔は。」
そこへ、牡吏がやって来た。
「師長。昔って?」
「ごほんっ。何でも無い。またな。」
張は、去って行った。
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