第6話:ティタニィーの作戦

チャプタ―1

ここは、病院である。

私は、玄米茶を、牡吏は、コーヒーを、

張は、バナナジュースを飲んでいた。

「牡吏。活躍してるってな。」

「え、あ、はい。」

「吏他は、まるで、街のヒーローだな。」

「やめて下さい。恥ずかしいです。」

チャプタ―2

ここは、丸ノ内である。

そこには、スローガンとクライムが居た。

「さてと、次は、どうする?」

「何か良いアイデアは?」

そこへ、ティタニィーがやって来た。

「CTスキャンとMRIと手術ロボを使うのさ。」

「どうやって、手に入れる?」

「クククッ。もしかして、あいつが働いている病院から?」

「その手があったわね。」

「デバッグに任せるのは、どうだ?」

「バレるわよ。」

「三人で行きましょう。」

スローガン達は、病院へ向かった。

チャプタ―3

その頃、私は、プフレーイーに乗って、怪我人を捜していた。

「一人も居ないみたいだな。」

「ん、前方から、誰か来るぞ。」

やって来たのは、アトロト獣「アトロトプリオン」であった。

「この先へは、行かせん。デバッグ。」

アトロトプリオンは、十体ものデバッグを召喚した。

「アオ―ッ。」

「プフレーチェンジ。」

私は、哀願看護師 吏他に変身した。

「喰らえ。幻衝力ボール。」

アトロトプリオンは、幻衝力の塊を投げ付けた。

「ウワーッ。プフレーブラスター。狙幻衝。シュート。」

私は、アトロトプリオンとデバッグ達を狙撃した。

「ウワーッ。試合は、お預けだ。煙幻衝。」

アトロトプリオンは、幻衝力の煙で、

目くらましをさせてから、去って行った。

「キエーッ。」

デバッグ達は、爆発して消え去った。

チャプタ―4

ここは、病院である。

そこには、スローガンとクライムとティタニィーが居て、

探し物をしていた。

「おい、ティタニィー。ここから、どうやって、運び出すんだ?」

「セキュリティーレベルもトップクラスよ?」

「デバッグと幻衝力を使ってね。」

「んな事、出来るのか?」

「あんなにでかい機械を三つも?」

「三手に別れて、開始よ。」

チャプタ―5

ここは、病院の地下Aフロアである。

そこには、スローガンが侵入していた。

「げっへっへっへっ。MRIをよこしな。」

「ウワーッ。キャーッ。」

「おお、これが、MRIか。送幻衝。」

スローガンは、MRIを何処かへ転送した。

チャプタ―6

ここは、病院の地下Bフロアである。

そこには、クライムが侵入していた。

「CTスキャンは、ここにあるみたいね。」

クライムは、セキュリティーコードをすり抜けて、部屋へ侵入した。

「ちょろいわよ、全く。送幻衝。」

クライムは、CTスキャンを何処かへ転送した。

チャプタ―7

ここは、病院の隠しフロアである。

そこには、ティタニィーが侵入していた。

「フフフッ。後は、あの手術ロボだけ。」

そこへ、張と牡吏がやって来た。

「これだけは、渡せないな。」

「相手になってやる。」

「ふん。生意気な。デバッグ。」

ティタニィーは、十体ものデバッグを召喚した。

「アオ―ッ。」

「今のうちに。」

「師長。ここは、任せて下さい。」

「ちっ。アトロトプリオン。」

ティタニィーは、アトロトプリオンを召喚した。

「クククッ。仰せのままに。」

チャプタ―8

そこへ、私は、辿り着いた。

「師長。これを使って下さい。」

私は、プフレーランサーを張に投げ渡した。

「吏他。済まない。」

「喰らえ。幻衝力ボール。」

アトロトプリオンは、幻衝力の塊を投げ付けた。

だが、張は、強行突破した。

「おりゃーっ。」

「あ、あれ、そんな・・・。」

張は、アトロトプリオンを斬りまくった。

「ウワーッ。な、何で?」

「斬幻衝。プフレースライディング。」

張は、アトロトプリオンを一刀両断した。

「ウガーッ。」

アトロトプリオンは、爆発して消え去った。

「御大事に。」

チャプタ―9

「そ、そんなバカな。人間がアトロト獣を? 幻衝力サプリメント。」

ティタニィーは、アトロトプリオンを蘇生し巨大化させて、

京橋に出現させた。

「グオーッ。」

そこへ、プフレーロデンティアがやって来て、人型に変形した。

「プフレーフリート。」

チャプタ―10

「何が、プフレーフリートだ。幻衝力ボール。」

アトロトプリオンは、幻衝力の塊を投げ付けた。

「ウワーッ。何のこれしき。」

「ほざいていろ。もう、いっちょ。」

私は、プフレーイーでそこへ辿り着いてから、

プフレーフリートに飛び乗った。

「プフレーフリート。大丈夫?」

「ああ。弱点さえ、理解れば。」

「刃物よ。そうだ、剣幻衝。」

すると、プフレーフリートの目の前に、剣が出現した。

「プフレーシミター。」

プフレーフリートは、その剣を右手に持って構えた。

「斬幻衝。プフレーケアスライサー。」

プフレーフリートは、アトロトプリオンを一刀両断した。

「ギャーッ。」

アトロトプリオンは、爆発して消え去った。

「御大事に。」

チャプタ―11

ここは、廃墟と化した病院である。

「クククッ。あの三つの品で、何をするつもりだ?」

「あの看護師を倒してみせます。」

「我ら、三人でなら、きっと。」

「是非、見物とやらを。」

「ほほう。それで、どうやって倒す?」

「アトロト獣で。」

「良いだろう。任せた。」

「仰せのままに。」

チャプタ―12

ここは、病院である。

「ここまで、のりこんで来るとは。」

「どうやって、取り返す?」

「そんな事、急に言われても困ります。」

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