第4話:刃物のアトロト獣

チャプタ―1

ここは、病院である。

私は、何故か師長に呼ばれていた。

「吏他。」

「はい。」

「お前は、外で、看護して来い。」

「どうやって、するんですか?」

「道具なら、プフレーイーの椅子の下に収納してある。」

「や、や、やってみ、み、みます。」

チャプタ―2

ここは、池袋である。

そこには、スローガンとクライムが居た。

「次は、刃物を集めるぞ。」

「ぞーって、折れて使えないメスを?」

「そうさ。クククッ。集めに行くぞ。」

「良いんだけどね。」

チャプタ―3

ここは、廃墟と化した病院である。

そこには、落とティタニィーが居た。

「スローガンとクライムは、もう行ったのか?」

「はい。次は、メスをアトロト獣にするそうです。」

「そうか。それで、どうやって、弱点を調べるつもりだ?」

「それについては、もう少し、お待ちを。」

「理解った。早くやれ。クククッ。」

チャプタ―4

ここは、病院である。

「師長。吏他は?」

「怪我人を捜し回っている。」

「巡回型のですか?」

「ああ。あいつならな。」

チャプタ―5

ここは、西池袋である。

そこには、アトロト獣「アトロトメス」が居て、

建物や車を次々と切断していた。

「斬幻衝。」

「ウワーッ。キャーッ。」

「もっと斬らせろ。」

私は、プフレーイーに乗って走って行き、そこへ辿り着いた。

「あいつは、アトロト獣??」

「らしいな。行くのか?」

「うん。プフレーイーは、ここで待ってて。」

「了解。気を付けて。」

「プフレーチェンジ。」

私は、哀願看護師 吏他に変身した。

チャプタ―6

「後、一台。クククッ。」

「そこまでよ。」

「な、何者だ?」

「破壊を手当てする看護師。哀願看護師 吏他。御来院ですね。」

「デバッグ。」

アトロトメスは、十体ものデバッグを召喚した。

「アオ―ッ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私は、拳や蹴りで、デバッグ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―7

「鋭幻衝。斬幻衝。」

アトロトメスは、私を斬り裂いた。

「ウワーッ。」

「炎幻衝。はーっ。」

アトロトメスは、炎を想像して術を放った。

「ウワーッ。雷幻衝。」

私は、雷を想像して術を放った。

「ウワーッ。し、痺れるーっ。」

「プフレースピア。斬幻衝。プフレーリバイディング。」

私は、アトロトメスを一刀両断した。

「ギャーッ。」

アトロトメスは、爆発して消え去った。

「御大事に。」

チャプタ―8

そこへ、ティタニィーがやって来た。

「しょうがないわね。幻衝力サプリメント。」

ティタニィーは、アトロトメスを蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。プフレーロデンティア。」

私は、召喚したプフレーロデンティアに飛び乗った。

「カイザーモード。」

私は、プフレーロデンティアを人型に変形させた。

「プフレーフリート。」

チャプタ―9

「炎幻衝。はーっ。」

アトロトメスは、炎を想像して術を放った。

「プフレーシールド。」

プフレーフリートは、炎を防いだ。

「ええーい。こうなったら、鋭幻衝。斬幻衝。」

「吏他。プフレーファングだ。」

「かわしてから、止めって事?」

「そういう事だ。」

「プフレーファング。」

プフレーフリートは、プフレーファングを右手に装着した。

プフレーフリートは、アトロトメスの攻撃をかわした。

「拳幻衝。プフレーケアドライブ。」

プフレーフリートは、アトロトメスに拳を決めた。

「ギャーッ。」

アトロトメスは、爆発して消え去った。

チャプタ―10

ここは、廃墟と化した病院である。

「師長。申し訳ございません。」

「あの看護師さえ、居なければ。」

「気にするな。スローガンとクライムよ。そのまま、じっとしていろ。」

落は、スローガンとクライムの幻衝力をパワーアップさせた。

チャプタ―11

ここは、病院である。

「吏他。どうだった?」

「怪我人は、一人も居なかったよ。」

「ふーん。それなら、良いや。」

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