第2話:プフレーフリート

チャプタ―1

ここは、病院である。

私は、点滴を交換して回っていた。

「後、三人か。ふーっ。」

牡吏は、薬を並べていた。

「これで、ぴったし。」

そこへ、張がやって来た。

「記憶力は、問題無しと。」

「師長。何をメモしているんですか?」

「気にしなくて良い。」

チャプタ―2

ここは、廃墟と化した病院である。

「ティタニィー。紹介しよう。スローガンとクライムだ。」

落は、スローガンとクライムを召喚した。

「お待たせ。へっ。」

「いよいよ、出番って訳ね。」

「このスローガンとクライムにお任せを。」

「それでは、行って参ります。

スローガンとクライムは、消えるように去って行った。

チャプタ―3

ここは、病院である。

「吏他。何で、エビフィレオしか食べないんだ?」

「えっ? 昔からです。」

「変な奴だな。」

「健康だし、問題無いって事です。」

チャプタ―4

ここは、神宮前である。

「スローガン様の実力でーい。」

「あ、あのね・・・。」

スローガンは、空になった点滴を盗みまくった。

「よこせ。おらよーっ。」

「ウワーッ。キャーッ。」

「驚かして、どうすんのよ?」

「どうせ要らないんだろう。空の点滴なんてさ。」

「それは、どうかな?」

チャプタ―5

ここは、宇田川町である。

私は、張と買い物をしていた。

「師長も、こういう場所に来るんですか?」

「ああ。普通に来ているぞ。」

「後、あの店だけですね。」

「吏他。行くぞ。」

チャプタ―6

その頃、スローガンとクライムは、道玄坂に居た。

「で、その点滴をだな。」

「アトロト獣にするのね?」

「おうよ。出でよ、アトロト獣「アトロトトロプフ」。」

スローガンは、アトロトトロプフを召喚した。

「このアトロトトロプフにお任せを。」

アトロトトロプフは、街を破壊し始めた。

「ウワーッ。キャーッ。」

チャプタ―7

そこへ、私は、辿り着いた。

「プフレーチェンジ。」

私は、哀願看護師 吏他に変身した。

「そこまでよ。」

「な、何者だ?」

「破壊を手当てする看護師。哀願看護師 吏他。御来院ですね。」

「デバッグ。」

アトロトトロプフは、十体ものデバッグを召喚した。

「アオーッ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私は、拳や蹴りで、デバッグ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―8

「液幻衝。点滴爆弾。」

アトロトトロプフは、幻衝力の点滴を投げまくった。

「ウワーッ。それは、無いって。」

「いっくらでもあるぞ。ほれほれーっ。」

その時、私は、鉄の棒を見つけた。

「これで、打ち返せるはず。打幻衝。」

私は、アトロトトロプフが投げてくる点滴を全て打ち返した。

「ウワーッ。ちょ、ちょっと待て。ひーっ。」

「プフレースピア。斬幻衝。プフレーリバイディング。」

私は、アトロトトロプフを一刀両断した。

「て、点滴が切れてるーっ。」

アトロトトロプフは、爆発して消え去った。

「御大事に。」

チャプタ―9

そこへ、ティタニィーがやって来た。

「幻衝力サプリメント。」

ティタニィーは、アトロトトロプフを蘇生し巨大化させた。

「グオーッ。」

「召幻衝。プフレーロデンティア。」

私は、召喚したプフレーロデンティアに飛び乗った。

「カイザーモード。」

私は、プフレーロデンティアを人型に変形させた。

「プフレーフリート。」

チャプタ―10

「液幻衝。点滴爆弾。」

アトロトトロプフは、幻衝力の点滴を投げまくった。

「ウワーッ。プフレーフリート。大丈夫?」

「ああ。やけくそな感じだな。」

「へへへっ。止めだ。」

アトロトトロプフは、幻衝力の点滴を一つにし始めた。

「し、しまった。ギャーッ。」

だが、あまりの重さに、耐えきれず、アトロトトロプフは、投げる前に、その点滴ごと、

爆発して消え去った。

チャプタ―11

ここは、廃墟と化した病院である。

「申し訳ございません。」

「あまりにも、あっけなかったので。」

「気にするな。まだ、始まってまもないからな。」

「次こそは、必ず。」

「我ら二人にお任せ下さい。」

「ほう。それは、楽しみだ。」

チャプタ―12

ここは、病院である。

「吏他。昨日、師長との買い物を途中で、すっぽかして帰ったって?」

「そ、それは・・・。」

そこへ、張がやって来た。

「朝から元気で良いね。」

「し、師長。昨日は、済いません。」

「良いって。」

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