第二話 勝手なヤツら

古びたアパート。

大家のおばちゃんが出て来る。

草むしりを始める。


おばちゃん

「は〜ぁ、こんな所に。カピカピじゃない。」


おばちゃん、何かをスコップで掬う。

それを、新聞紙で厳重に包み袋に入れる。

袋を物凄くキツく縛る。


おばちゃん 

「看板立ててるのに。組合に相談しようかしら。」


立ち上がり、腰を叩きながらアパートに入る。

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