幼い子どもが大好きになった猫のぬいぐるみ。あまりの気に入りように、親は心配し、いざという時に備えてスペアを購入します。クローゼットにしまわれるもう一つのぬいぐるみの「ボク」。そこで数年を過ごすうちに、気持ちはどんどん変わっていって……。切なさが募る物語、必ず最後までお読み頂きたいです。