第3話

職場には自閉症の子どもたちがたくさん居る。


彼らには彼らのルールがあって、彼らにとっての社会性がある。と常々思う。

わたしたちはただ似ているだけの知的生命体同士で、多分別の生き物だ。


でも地球はクソなので、人類はひとくくりにいれられてしまうので、

わたしたちの世界でのルールを覚えてもらう。


こだわりを持つな

ご飯とおかずは交互に食べろ

人を叩くな(決して叩くのが彼らの目的ではない)

いついかなるときも取り乱すな


傲慢にも程がある。と、心から思う。

だけど私たちの星のルールを覚えてもらうことで、彼らはこの先もこの星で生きていける。生きてほしい。

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日記 呼吸 @52__pyo

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