同じ感覚を持つ人が集う場は貴重です。というわけでぬいぐるみ投げ飛ばせ!

大学生の七海は、ある日公園で一枚のポスターを見つける。
『ぬいぐるみ飛ばし大会 開催』。
その一見可笑しな大会には、ぬいぐるみにある感情を抱く人たちへ向けた趣旨が込められていて――。

ぬいぐるみはもふもふしていて可愛らしいけれども、別の感じ方をする人も世の中にはいます。同じ感覚を持つ人たちが集まって、緩く交流できる場は、とても大切で貴重だなと感じました。

そんな場で、ときには新しい出会いが生まれることも……!?

可笑しな大会に惹かれて読み始め、爽やかな読後感を味わえる作品です!