閑話3 シリウス・シヴァ・セリナール
皆さんこんにちは、僕の名前はシリウス・シヴァ・セリナールという。
皆も知っている通り僕は第1王子で次期国王の王太子だ。
そんな僕の最近のことは、学園を卒業した僕は父である国王に書類関係の仕事を押し付けられた。なので絶賛執務室に引きこもり中なのだ。
だから、みんなは僕のことをかわいそうな目で見てくる。
でもそんなことは気にしないんだ。だってね、アレウスが父と母から逃れるためにこの僕の執務室を利用していることだ。もちろん僕は仕事があって構うことが全くできなかったけど、僕はアレウスが熱心に勉強しているのを知っていたし、大丈夫だと思っていたわけだ。
ある時、アレウスに家庭教師が来たのだ。名前はビンセントというらしい。Aランク冒険者で貴族の子どもだったらしい今は貴族ではないので元貴族だ。ビンセントが来た時にアレウスは執務室ではなく違うところに隠れていたのだ。まぁ僕はアレウスが物凄くかわいいのでアレウスが隠れているのを心の中で応援していたが、侍女のクロノアールが凄腕のようで見つけてしまったが、ビンセントは見た目騙しの実力しかないのかもしれない。
アレウスは冒険者の活動を始めたことを僕にだけ教えてくれた。つまり、僕のことだけを家族の中で信頼してくれているんだ。
嬉しいな~ランラ~ラン~(数回繰り返す)
だから、僕のことを信頼してくれてるアレウスのことを守りたいと感じるようになった。
明くる日、アレウスは悪びれもせずに慣れた手つきでノックせずに入ってきた。
これには少しびっくりしてしまった。とっさに言葉が出る。
兄としてアレウスに余裕を見せなければと思った僕は冷静に言ったつもりだ。
そして、アレウスは話がしたいと言ってきたので僕は承諾した。
するとアレウスは話すことを秘密にして協力してほしいと言ってきたのだ。
なので、兄として内容次第では協力してもいいといった。いや、行ってしまったというべきだと思う。
アレウスは言った。10歳になったらクロと冒険に出たいと言ってきたのだ。
僕としては、アレウスに冒険に出て欲しくない。もっと一緒にいたいので、発言したがアレウスに押し切られるので生きている印として手紙が欲しいといった。それで、少しは安心できるのだから。
アレウスが冒険に出るその時までは言い訳を考え、アレウスの自由に生きて欲しい。
シリウスは、協力することを決めてしまったので準備を進めていく。
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小説のタイトルを思いつきやろうと思っても1人しかいないので追いつきませんが、新作の「100円から始まる悪徳商法」をよろしくお願いします。
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