第17話 異世界の豚は怖かった…2
あれから、俺たちは目的のお店にたどり着いた。
そこは…かさ屋さんのお店だ。
「アレウス様。かさ屋さんで傘を買うんですか」
と質問してきたので、こう答える。
「クロ。豚の突進から守ることができるのは傘を開けば避けるんだ」
「なぜ?避けるんですか」
知らないクロは問いかける。
「クロ。豚は傘を開いた瞬間に壁ができたと思って避けるんだ」
日本の豚がそうなので同じだろう。ただ一つ不安なのはこれをやるのを始めてやることぐらいだ。
そうして傘を買い、店を出て豚が出てくるのを目指していくと…
豚がいっぱいいたので、一度にさすがに相手は無理なのでクロにぶたをゆうどうしてもらう。
そうして俺は傘の準備をした。
「ぐ。ぐもぉ~」
豚がこちらに突進してきた。走る速度が速く意外に怖かった。
そしてタイミングを合わせて傘を開き予定通りに傘を開く。
「「ぱさぁ」」
そして、豚は傘を避けて木にぶつかり倒すことができたのである。
ほかの豚もこの方法で倒したけど2匹同時できたときはとても怖かった。
傘一つに対して豚2匹だったのだ。
確かにこの方法は、簡単に倒せるが怖い思いまでしてする必要はないと感じる。
そうして、冒険者ギルドに報告に終えて豚を食べてみることにする。
「クロ。豚肉を焼いてくれおいしくな」
そうして肉を焼いていき、2人で食べる。
異世界の豚は怖い思いをしないといけないがうまかった。向こうの世界だとこんな思いをすることなく食べられる。なので食べ物には常日頃から感謝をする。
そして、この一日を終えたのだった…
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