第15話 異世界のトカゲは想像以上に強かった件について
そして、後日朝早くにクロと一緒に外に出た。今日は天気がいいので、さっそく探していくが全然見つからない…
そうしているうちに、迷いそうになるがクロが誘導してくれる。
たまに魔物が現れるので、それを討伐しながら歩いていくが全然見つからない。
これは本当にあるのかが不安になってきたアレウスはクロに聞いてみる。
「クロ。サンライトないけど、ここら辺にほんとうにあるのか?」
「アレウス様。私は冒険者時代にみマチュピチューです」
俺を励ますためなのか、クロはわざとふざけてくれた。なので、クロを信頼して歩を進めていく。
…そして数時間後
何か光っているものがある。あれはなんだろうか。
もしかして、あれがサンライトなのか?
ついに見つけたと思ったときに声が聞こえてきた。
「ぐらぁ~。ぐーらぁ~」
何の竜がサンライトを守っているのかと思えば、ワイバーン(飛竜)羽があるトカゲだ。
アレウスは、日本のお話だとこのトカゲは弱いとなっていた。なので上級魔法を使えば倒せると踏んだ。
「<<テンペスト>>」
この魔法をトカゲにあまり攻撃がきかなかったのである。
そしてトカゲからの物理攻撃が来たのでとっさに守る。
「収束 風の防護」
中級魔法だが収束しているので普段の上級魔法以上の硬さを誇るのだ。当然トカゲはこの防護を破ることができなくて困惑している。俺は倒せなかったのでクロにお願いする。
「クロ。お願い」
「分かりました。アレウス様 死角 一閃」
クロはトカゲが認識できない速度で、剣を振り下ろした。
「ぐがぁ~。……」
と断末魔を上げた。クロの二つ名の<黒の死神>と言われる所以の死角の攻撃をして倒した。
そうして、サンライトをゲットしたのでクロと一緒に冒険者ギルドに帰った。
ちなみにトカゲは、1000万セルで売れたよ。
このトカゲ今の俺じゃ倒せなかった。もっと強くなるために、収束魔法をもっと使う決意をした。
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