第13話 アレウスの休日…たまには休んでもいいよね?


 最近のアレウスは、魔物を倒したりしているのだ。今日くらい休みでもいいだろう。


シリウス兄さん(兄上)にはこの前協力を取り付けたのである。


俺は、シリウス兄さんが折れてくれて助かった。


俺の休みはまともにないのであるなぜかというと、ユウリ姉さんが最近はおとなしく我慢しているようだが。父と母はまだ言い争う時が多いが、俺の目の前でそれをすると逃げるので最近は鳴りを潜めているのである。そのため、逃げるタイミングを失い

そうしたら俺は、両親の相手をしないといけなくなる。つまり、やーすーみーが本格的になく精神的に疲れるのだ。


クロに助けてほしい視線を向けるが、おそらく王と王妃が僕と触れ合っているので無理なのか首を横に振った。


これが、前回の休みの内容である。みんなも、わかると思うが今回は庭園に行く。


なぜかって?いつも行かない場所なら探さないでしょと安直に見つからないはずだ。


ルンルン~ルンとスキップをしながらここに来る。いつもは、修行や本を読んでばかりいたからたまにはこういうのもいいものだ。


 …ただ一つ言うことがあるとすれば俺は大の虫が嫌いだ。

庭園にもしも虫がいたら…


「うわぁぁぁぁぁぁぁ。虫だ~い~や~だー」


その時俺は虫に気付いてしまった。嫌いなのでアレウスはマジ逃げをする。

マジ逃げをしたおかげなのか、虫を振り切ることができた。


「…ふぅ。マジで怖かったぁ、マジ卍だわぁー」


虫を見たからなのか家の中に戻り、シリウス兄さんの所に避難した。


アレウスの休日は波乱万丈な1日で結局休まらないのであった。







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