第13話 アレウスの休日…たまには休んでもいいよね?
最近のアレウスは、魔物を倒したりしているのだ。今日くらい休みでもいいだろう。
シリウス兄さん(兄上)にはこの前協力を取り付けたのである。
俺は、シリウス兄さんが折れてくれて助かった。
俺の休みはまともにないのであるなぜかというと、ユウリ姉さんが最近はおとなしく我慢しているようだが。父と母はまだ言い争う時が多いが、俺の目の前でそれをすると逃げるので最近は鳴りを潜めているのである。そのため、逃げるタイミングを失い
そうしたら俺は、両親の相手をしないといけなくなる。つまり、やーすーみーが本格的になく精神的に疲れるのだ。
クロに助けてほしい視線を向けるが、おそらく王と王妃が僕と触れ合っているので無理なのか首を横に振った。
これが、前回の休みの内容である。みんなも、わかると思うが今回は庭園に行く。
なぜかって?いつも行かない場所なら探さないでしょと安直に見つからないはずだ。
ルンルン~ルンとスキップをしながらここに来る。いつもは、修行や本を読んでばかりいたからたまにはこういうのもいいものだ。
…ただ一つ言うことがあるとすれば俺は大の虫が嫌いだ。
庭園にもしも虫がいたら…
「うわぁぁぁぁぁぁぁ。虫だ~い~や~だー」
その時俺は虫に気付いてしまった。嫌いなのでアレウスはマジ逃げをする。
マジ逃げをしたおかげなのか、虫を振り切ることができた。
「…ふぅ。マジで怖かったぁ、マジ卍だわぁー」
虫を見たからなのか家の中に戻り、シリウス兄さんの所に避難した。
アレウスの休日は波乱万丈な1日で結局休まらないのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます