第11話 異世界のGは少し遠くで攻撃するに限る…3
Gの群れに囲まれてしまった。総数は、約500体。簡単に言えば戦闘素人の普通のきょどもが500体いるということは、どの程度来るのかわかることだろう。
「これは、クロと俺で対処してやるぞ」
そう発言した。クロもいるし大丈夫だろうと。
まぁ、これだけの数を相手にするのはきついのだけどね。
「そうですね。Gを早く倒してしまいましょう」
「それにしても約500体のGを二人の人間で倒しに行くだなんて、まるでGほいほいだな。」
なんてことを考えながら相手にする。Gは2人の相手を500体くらいで相手取るようだ。効率の悪さを考えていないのはダチョウのようだな。
「ガッ! ゴギャー」
「「ギィィーハガー!」」
「「グアッガグアッガ」」
最初の声は餌がが来て興奮している声で、次の声は俺たちを犯そうとする声だ。最後の声はカエルのような声で分かりにくいが数で勝っているので余裕だという声だ。
やはり、このGは殲滅確定だな。だって気持ちが悪いのだからとっとやってしまおう、そんなことが言えないように。
そして俺は、使い勝手のいい風魔法の<<テンペスト>>という上級魔法を使った。
「ゴッ………」
これで、200体のGの処理ができた。だがこの魔法は一回で15万のMPが必要なのでもう使うことができない。後残りの魔力は2万しかないからだ。後は収束魔法を使い処理する。
「収束 風の守り。収束 カマイタチ」
と発言した。風の守りは初級魔法だが魔法を収束したことにより、耐久で言えば中級魔法を超えて上級魔法には劣るくらいのスキルレベルまで成長していたのだ。
今現状、持っているスキルで最善の攻撃をしたのだ。すごいだろ。
近づいてきていたGの攻撃を守りながら、攻撃をしたのである。
ちなみにクロは、元Sランク冒険者なだけあってあっさりと殲滅してしまっていた。
そうして、Gの殲滅に魔力を結構使ってしまったのだだから実は結構つかれていたりする。なので、早く帰って休みたいのですぐ戻ることにする。
そうして王都にもだった俺たちは、Gの殲滅は一般職員に紛れているギルマスに報告をするのであった。すると、あっさり処理をしてくれてお金に換算すると約110万セルを稼げた。ちなみに、日本円と同じ数え方なのでそのままだ。
こんなに、稼げるんだ~冒険者になって良かった。
その後、俺とクロは暗くなる前に家に帰るのであった。
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