第4話 家庭教師 ビンセント襲来 嫌だ…逃げたい運命操作されている?

「はい、紅茶を飲むときは指先を意識してください。」

ごくごく           かちゃっ

「紅茶を飲み終わったら、ティーカップを音を出さずにやってみてください。」

         1時間後

「やればちゃんとできるじゃないですか、次回もちゃんとやってくださいね。」

         「ではまた明日。」

最近から俺に教えるようになったのはビンセントという家庭教師だ。

だがさっきのように、紅茶を飲むときの動きまで注意してくる。


何をするにもピリピリするような動きをしないといけないのか、王族というのは、

いつの日か、家出して、動きを気にしない生活をしたい。

なら、皆は、ビンセントから逃げればいいとか思ってない?

俺は、ビンセントから逃げようとしたことは何度かあるけど、すぐに見つかってしまって意味がないし、授業も厳しくなるし、いいことがないから今はちゃんと受けているのである。  それに俺、案外真面目だから、


家庭教師から始めて逃げたときに、絶対ばれないだろうと隠れたのに、すぐ見つかるし、このビンセントは、ただ者じゃないと思うし。なんなら、恐怖の塊だと俺は思うぞ。


 それに家庭教師を雇ったのは、父親らしい、なので恨みます。なので逃げても誰も助けてくれないので、最近は、本を読む時間が削られているのである。

これは重大な問題だ、この身分で確かに、本が多く置いてあるけど、それ以外にすることがあるからあきらめないといけないのは嫌だ


正直に言う、俺はもう少し大きくなったら、家出することを

俺は、もっと自由に生きたいし、誰かにそれを邪魔されたくねえんだ。

そのために力をつけて、伝記にあった神の試練を認められること。

この国じゃすぐばれると思うから、周辺にある他国に行こうそれで、セリナール王国と同盟を結んでいない国であるマリン皇国に行こうと思う。マリンには、セリナール王国にない海があるから。魚の魔物を倒して食べたいと考えている。



           〈あとがき〉

主人公アレウスがマリン皇国にいくのは10歳前後の予定です。

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