第3話    4歳のアレウス

  今、現在俺は4歳でありんす。

ごほん…ごほん  少しふざけてみたよ。


まあそれはいいとして、普段の俺を知りたいかな?

  特別に教えるよ



〈クロ〉「アレウス様起きてください、ってあれもう起きてるんですか

私の仕事を奪わないでください。」

 彼女は、俺の待女のクロノアール略してクロと呼んでいる。

そんな彼女だが今日は、俺が早く起きたことで仕事が減ったはずなのになぜ喜ばない?俺にはさっぱり理解できんな…


〈アル〉「アレウスもっと父親であるこの自分にもっと甘えなさい。兄や姉はもっと甘えてきたぞ」

〈マド〉「いいや、父親より母親であるこの私だよね!産みの母親より優先順位が高いわけがありませんわ」


父親のアルベールと母親のマドレーヌが言い争っているので無視をしてクロのところに甘えに行く。

 


 なぜクロのほうに甘えに行くかだって?愚問だな…

分かると思うが、俺が父親か母親に行くともっと言い争いがひどくなるからな

逃げることが手っ取り早いほうがいいからな。煩わしいったらありゃしないな


それで決まって逃げる場所がある。それは、シリウス兄上の部屋に逃げることである。なぜかって?部屋だとすぐに両親のどちらかが来てしまう危険があるのに比べて

シリウス兄上は今年16歳で学園を卒業していて、ほかの兄弟とは年が離れていて今いる兄弟はシリウス兄上と第2王女のユウリもいるが、兄のほうがいい理由がある。


それは、現在進行形の話なのだが、兄は父親の仕事の書類関係の仕事をしているため父親はよく俺の前に現れるのだ。なので、執務室にいる兄には父はあまり強く言うことができないので、絶好の避難場所なわけである。そこを逃がさないのがさすがな俺だと思うけどな。


そしてそこで魔法関連を修行したり、魔法書を読んで道の魔法を探すこと

器用貧乏にならないように使う属性は決めたし、あまり攻撃の数値が高くないから、身体強化を使って頑張る方針だ。


そして、固有スキルにあった適応力だが、スキルレベルが上がると魔法の威力を調節できるみたいだ。


今後も精進しよう…


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