第14話 お昼
堀を掘ること半日
「史郎さん、太郎さんお昼ご飯できましたよ。」
「「涼子さん、ありがとうございます。」」
「いえ、私が言い出したことなので。」
涼子さんも最初は家の周囲に堀を掘っていたのだが、史郎や太郎の作業スピードと比較するとどうしても遅くなってしまうためそれならば自分は昼ご飯を作るといい作ったのだった。
「涼子さん、美味しいです。」
「体を動かすのでお腹が膨れやすいものをと思って牛丼を作ったのですが喜んでもらえてよかったです。」
「おかわりもらえますか?」
「はい、どうぞ!」
「あ、僕もおかわりお願いします。ところで兄ちゃんこのままのペースでいくと家の周りに堀を掘り終わるまでに3日はかかりそうだけどどうする?後、家の周りを1周作ったら車が出られないし人も出れなくなるよ。」
「うん?それは大丈夫だよ。この前pで交換できるものの中に15pで交換できる橋があったから。」
「なるほど。そういえば兄ちゃんは午後は晩御飯作るの?それとも堀を掘る?」
「仕込みは昨日の晩に終わらせてあるからご飯にする1時間ぐらい前になるまでは堀を掘ろうかな。」
「分かった。よろしく。」
「あの、晩御飯でしたら私がしますよ。」
「晩御飯まで任せるのは悪いですよ。」
「いえ、堀を掘る方では戦力にならないので家の中のことはさせてください。」
「分かりました。よろしくお願いします。」
「はい、任せてください。」
「あ、太郎悪いんだけどさ。お昼食べたら堀を掘る前に周囲の探索に出てくれない?このままだと堀が掘り終わったら外に出ていくのにいちいち脚立を持って行って堀を降りて、登ってをしないといけなくなるからさ。」
「うん、分かった。それじゃあ、お昼食べ終わったらすぐにでも周囲の探索に行ってくる。兄ちゃんはその間に植木の手入れでもしておいたら。」
「そうだね。水と肥料を与えておくよ。」
「ごちそうさまでした。そっれじゃあ兄ちゃん行ってくるね。」
「おう、行ってらっしゃい。」
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