ぬいぐるみから見た世界

永遠の絆

第1話始まり

(俺の名前は、仙太郎、ウサギの形をした、ぬいぐるみだ、現在、俺は、とある、

おもちゃ屋のぬいぐるみコーナーの棚に展示され、売れるのを待っている)


「お母さん、このウサギのぬいぐるみを買って~よ」

「あら、この、緑のウサギのぬいぐるみが気に入ったの?」

「うん、だって、なんか、可愛いの、このウサギのぬいぐるみ」


(おや、可愛いらしい、女の子と綺麗なお母さんの買い物かぁ~、さては、

このお嬢さんのプレゼントで俺を購入かな?)


「じゃあ、それにしましょう、あら、このウサギさん、男の子みたいね」

「良いの、男の子のウサギのぬいぐるみが、丁度欲しかったのよ」

「じゃあ、それを持って、お会計しましょう」


(これから、よろしくな、ご主人様)


「お母さん、ありがとう」

「どう致しまして、ところで、このウサギさんの名前は、決めてるの?」

「仙太郎にする、このウサギのぬいぐるみを見ていたら仙太郎って名前が、浮かんだの、よろしくね、仙太郎」


(お嬢さん、こちらこそ、よろしくだぜ)

ウサギのぬいぐるみは、可愛いお嬢さんを連れ親子に買われて、

仙太郎という名前を付けて貰ったウサギのぬいぐるみは、

これまで展示されていたおもちゃ屋のぬいぐるみコーナーから、新天地にやって来た、するとそこには。


「皆、新入りのウサギのぬいぐるみの仙太郎だよ、仲良くしてね~」

「お姉ちゃんご飯だって」

「は~い、今行くから」


(おっ、やっと、新天地か、結構集めているみだな)

(おい、そこの、新入りのウサギのぬいぐるみ、名前は、決めてもらったのか?)

(はい、ウサギのぬいぐるみの仙太郎だ、よろしく、えっとグレーアザラシの)

(グレーアザラシのぬいぐるみのグーだ、俺と色違いの白い方は)

(クーだよ、よろしくね~)

(よろしく)

(此所のご主人様は、優しいよ、乱暴に扱う事はしたことが無いから、

安心しても大丈夫だよ)

(良かった、見たどおりで)

こうして、ウサギのぬいぐるみ仙太郎は、良きご主人様に出会い、幸せにぬいぐるみライフを送りました。

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ぬいぐるみから見た世界 永遠の絆 @bannku

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