第二次日中戦争～日中機動艦隊激突す～

第13話 反攻準備

8月27日

01時30分

国防空軍嘉手納（かでな）基地に新田原空軍基地所属の第606飛行隊が到着､出撃命令を待つ

02時00分

｢HARM-3｣（14式高速対レーダー誘導弾）を搭載したSEAD（敵防空網制圧）任務担当のF-2Cが鹿児島県の種子島（たねがしま）空港から嘉手納空軍基地に移動

02時41分

JJIA（日本統合情報局）の現地エージェントから､夜陰に乗じて人民解放軍の第二砲兵連隊（弾道ミサイル部隊）基地にロケット燃料や実弾頭と思しき物体などが運び込まれているとの情報が入る。

03時35分

国防海軍鹿屋（かのや）基地の海軍第3及び5電子戦隊(EP-1･EP-3C)に海軍那覇飛行場への移動命令が発出される。

04時00分

国防陸軍習志野（ならしの）駐屯地の第一空挺師団に出撃命令､国防空軍入間（いるま）基地に移動開始

これに伴い､｢首都高（しゅとこう）｣･｢関越道（かんえつどう）｣といった高速道路や一般道の一部が一時的に封鎖される。

07時00分

海兵隊相浦（あいのうら）駐屯地の第3海兵師団に出撃命令､海軍佐世保基地に移動開始

海兵隊第一強襲艦隊に出動待機命令

07時30分

海兵隊岩国基地の第5海兵師団と同基地の第三強襲艦隊に出動準備命令

08時00分

海兵隊普天間（ふてんま）基地の第18海兵連隊､第2･第8海兵航空隊に出動待機命令

(AH-1ZJ･AV-22J･MV-22J･MH-53J･OH-1J改)

08時30分

横須賀海軍基地の第五艦隊(旗艦:いずも(CVH（ヘリ空母）))に出撃命令が発出される。