第二次日中戦争～日中機動艦隊激突す～

第9話 同時多発テロ

12時00分

国防海軍第二航空機動艦隊が奄美大島沖を通過(鹿児島沖から沖縄沖への移動命令が新たに出された)

14時00分

本州からの国防軍の移動や軍需物資の移動阻害を目的に､｢関門橋（かんもんきょう）｣が中央部で破壊され､それと同時に｢関門トンネル｣と山陽新幹線のトンネルが山口側と福岡側の両方で爆破され出入口が崩落､通行不能となる。

14時02分

東名高速海老名（えびな）サービスエリアから西へ数kmの地点､名古屋南インターチェンジと伊勢湾岸道飛島JCT（いせわんがんどうとびしまじゃんくしょん）で高架が爆破され崩落する。

14時30分

国防軍の物資集積所となっていた北海道の室蘭港･苫小牧港､宮崎県の宮崎港など数ヶ所で人民解放軍の破壊工作部隊が国防軍の集積所を襲撃､数百トンの物資を灰に変えた。

その後数時間にわたり､破壊工作を行った人民解放軍の｢415411部隊｣と国防軍との間で激しい戦闘が行われ､構成員の殆どを射殺･捕縛したが一部が逃亡した。

更に､構成員の装備やアジトなどから｢飛弩（ひきゅう）-6｣携SAMや威力の高い｢85式12.7mm重機関銃｣などが発見されたことから現場近くの空軍｢千歳基地｣､｢小牧基地｣､｢春日基地｣などでは厳戒態勢がとられた。

また､｢仙台港｣と｢志布志港｣､｢鹿児島港｣が代替の集積所となる｡

(詳細は｢2015年第二次日中戦争時の同時多発テロ｣を参照)