第22話 第1章 異世界到着 18
名前 ユグ・ドラシル 年齢 28
種族 人族 性別 男
第1職種 冒険者 LV1 銅ランク
冒険者職種 召喚士 LV1 杖士 LV1
体力(HP)10
魔力(MP) 14/15
技力(SP)10
筋力(STR) 3
器用(DEX) 5
持久(VIT)4
敏捷(AGI)5
知力(INT)7
精神(MND) 4
幸運(LUK)7
所持スキル
杖術 杖波
所持魔法
生活魔法 水作成 食料作成 照明 修理 清掃 身体強化 解読
召喚魔法 魔物召喚〇5
魔法効果継続 生活魔法・解読
これが今の俺のステータスパラメーターだ。 MPが1減ってるのを見ると、解読の魔法で1消費したのだろう。
「これで付与は完了ですね。 都合、大銀貨1枚と銀貨5枚と大銅貨6枚になります。」
俺は巾着から硬貨入れを取り出し、硬貨入れから言われた枚数の硬貨をラーテイに渡し硬貨入れを巾着に戻した。
「ユグ様、次はどちらに向かわれますか?」
「そうだな‥‥‥ 道具屋には行きたいな。 宿泊する場所も探さないといけないな。 それに杖は道具屋で売ってるのか? それとも武器屋とかが有るのか?」
「杖は一応道具屋でも売ってますが品質は最下級で使い潰すか、こまめに修復の魔法をかけるかとなります。 武器スキルの付随スキルを使われるなら、武器屋で購入するのをお勧めします。 ですが、低階層なら付随スキルを使うことも無いでしょうし、手に装備しているだけでも熟練度が少量ですが上昇するので道具屋で売ってる杖を買うのも良いかもしれませんね。」
「ダンジョンの低階層って、どのような敵が出るんだ?」
「1~2階層は魔ミミズですね。 3階層は魔ミミズに加え魔ネズミが出ます。 4階層になると魔ミミズは出なくなり、魔ネズミだけになります。 5階層は魔ネズミと魔ヘビが出ます。 6階層は魔ヘビのみ、7階層は魔ヘビと魔イタチとなり、8階層は魔イタチのみ、9階層で魔イタチと魔ザルになり、10階層で魔ザルのみになり、11階層への階段の手前にボス部屋が御座います。 ボスを倒すと中階層に行けるようになります。」
「魔ミミズってどれほどの大きさなんだ?」
「大体10㎝~20㎝ほどの長さで、幅は1~2㎝ほどですね。」
ラーテイは両手で大きさを表していた。 その程度の大きさならば、戦闘が素人の俺でも倒せそうだ。
「そいつは人間を襲ってくるのか?」
「人間が近づくと襲いかかってきます。 魔ミミズは酸を吐くので、通常の靴では溶けてしまいダメージを負ってしまいます。 強化靴を履いていたとしても酸を踏み続けたり、付着した状態を放置していると靴が溶けてダメージが入ってしまいます。 頭を潰せば倒せますので、頭部を突いて倒すか、靴で踏みつけて頭を潰して倒す場合が多いですね。 靴で踏んで倒す度に靴を磨くのは大変らしいです。」
弱いが倒すのは面倒な相手ってことなんだな。 汚れる度に清掃なんてかけてたら魔石も貯まらないだろうしな。
「道具屋から案内してほしい。 多少遠くても良いので、品揃えが良い店を頼む。」
「戻ることになりますが、冒険者組合の近くにアハグト最大の道具屋が御座いますので、そちらに参りましょう。」
俺とラーテイは教会を後にし、冒険者組合の方に歩を進めた。
「こちらがアハグト最大の葬具屋になります。」
大通りを冒険者組合から少し先に進んだ所に『ダルス商会』と看板が掛けられた大きな2階建ての店舗が見えてきた。 木製の扉を開け中に入ると、所せましと商品が陳列されている。 数度の買い物では商品を見て回るのは難しいだろう。 ラーテイに冒険者として必要最小限な品を聞いて購入することにして、あとは有れば便利な品や俺が必要だと思う品を足していけば良いな。 生活に必要な品は巾着の中に一通り揃っているから必要ないだろうが、念のために一応聞いておこう。
「生活や冒険者として、必要な品物を教えてくれないか?」
「生活品として必要なのは、衣服、清掃で出た粉を入れる粉袋、飲み物を飲むカップ、魔法時計でしょうか。 冒険者として必要なのは、魔石と魔石ポーチ、ポーションとポーション箱、水筒、食料袋、手袋、強化靴、背負い袋と武器さえ有ればダンジョンに潜ることが出来るでしょう。
「それでは生活用品から買っていこうか。」
「生活用品は手前の方に揃っていますね。」
入り口を入ってすぐには、生活用品売り場だったらしく、食器や調理道具などが棚に並べられている。 飲み物を入れるカップはキャンプ用品売り場で買ったマグカップが有るので必要ないだろう。 今のところ自炊もしないだろうから、食器や調理道具も必要ないな。 粉袋は1種類しか置いてないから、これで良いだろう。魔法時計は数種類有ったが、シンプルで安い品を選んだ。 衣服は上下2種類づつ選び下着を見ていたが着心地が悪そうなので、地球から持ってきたものを着ることにしよう。 見せることも無いだろうしな。
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